自然体験活動の指導者の養成を行っている

市内大久保にある安藤百福センターでは、

現在、「小諸ツリーハウスプロジェクト」と題した

取り組みを進めています。

その一環として15日(土)には、イベントが開かれました。

安藤百福センターで進められている

「小諸ツリーハウスプロジェクト」。

このプロジェクトは、

日清食品の創始者である「安藤百福」氏が立ち上げた

公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団が

2010年から展開しているものです。

これまでアウトドアが身近ではなかった人にも、

「アート」というキーワードから

アウトドアに興味を持ってもらうことが目的で、

安藤百福センターの敷地内には

著名なアーティストたちによってデザインされた

ツリーハウスが、

いくつも設けられています。

今年5月には、

既にこのプロジェクトのお披露目イベントが行われており、

ツリーハウスも一般公開されました。

今月15日には第二弾のイベントを開催。

「信州の収穫祭」と題されたこの企画では、

様々なワークショップが行われました。

こちらは「火おこし体験」のワークショップ。

木の板と紐を使う

「縄文式火起こし」と呼ばれる方法で行いました。

近くではたき火も行われ、

地元で採れた食材を火に炙って味わう人の姿も

多く見られました。

また、郷土食を知らない子どもたちに

地元の食文化を伝えていこうと

おやき作りのワークショップも行われました。

その他にも会場では、小諸をはじめ、

近隣地域の飲食店などが

地元産の食材を使ったメニューを販売し、

沢山の人の人気を集めていました。

ちょうど紅葉が見頃を迎える中、

訪れた人たちは、ツリーハウスにのぼったり

信州の食材を味わったりと、

楽しい時間を過ごしていたようでした。