18日(木)、

小諸市議会9月定例会の最終日の本会議が開かれ、

提出されていた議案を全て可決し、

24日間の日程を終了しました。

今日の本会議では、

条例改正案や、今年度の一般会計補正予算案など、

提出されていた議案について審議されました。

そのうち、市税条例の一部を改正する条例では、

国の地方税法の一部を改正する法律に伴い、

軽自動車の税率が増額されることになりました。

議員からは、反対と賛成の討論が出されましたが、

国の定める標準税率に基づいているとして、

賛成多数で可決されています。

また、小諸市環境条例の一部を改正する条例では、

太陽光発電施設を設置する際、

敷地面積500平方メートル以上の場合は、

設置の届出と住民説明を義務づけることが示されました。

民間の事業者による太陽光発電施設が増えている中、

建設工事後に住民との間でトラブルになることを避けるためで、

市では来年1月から条例を施行する予定です。

その他の条例案や、

歳入歳出それぞれに2億4千万円増額し、

総額で177億4千万円とする

今年度の一般会計補正予算案についても、

全て可決されました。

この他、請願では、

集団的自衛権の行使に反対する請願が、

総務文教委員会の審議で不採択となっていましたが、

議員から、委員会での決定に対して

反対と賛成の討論が行なわれました。

これを受け、委員長報告への賛成・反対の採決が図られ、

賛成多数で「集団的自衛権の行使に反対する請願」は

不採択となりました。

また、「国に対し、消費税率10%への増税中止を求める請願」についても

委員会審議での不採択の決定に対して

反対、賛成の討論がありましたが、

賛成多数で不採択となっています。

その他「子ども・障害者等の医療費窓口無料化を求める

県への意見書の提出を求める請願」は

採択となりました。

なお、今日の本会議では議員発議で、

「子ども・障がい者等の医療費窓口無料化」を求める意見書と

集団的自衛権に関する国民的な理解が深まるよう

要請する意見書の提出が採択されました。

本会議の模様は、

19日(金)の午後7時から放送します。

なお、本会議前の議員全員協議会では、

10月1日からの組織機構改革として、

環境水道部上水道課に、

新たに経営改革係が設けられることになりました。

今後策定される

小諸市の上水道事業基本計画に関することや、

御牧ヶ原水道の清算に関することなどを

担当することになります。

また、同じく全員協議会では、

30日から40日、

工期が遅れている、市庁舎、図書館、

コミュニティスペースについては、

このことが工事費の増加に繋がるとは限らないとした

説明もありました。

議員からは、

工期の遅れと事業費の増額とならないよう、

最大限の努力をして欲しいとの要望が挙げられたほか、

市民への説明を求める声も上がっていました。