13日(月)、与良区では小正月の伝統行事、山の神の神事が執り行われました。

 

山の神の神事は、山の安全と無病息災を祈る伝統行事として

与良区の常会の一つである「大日会」が主催して毎年行っているものです。

以前は小正月の15日に合わせて行われていましたが、

2000年に成人の日の祝日が変更になってからは、

1月の第2月曜日に行われています。

集まった役員たちは各家庭から持ち寄った

書初めなどの習字紙を切っておんべを作り、神事の準備を整えていました。

準備ができたら屋外へ移動。

ご神体として祀る木の柱の周りに飾り付けていきました。

神主が祝詞を奏上し、「山の神の神事」が始まると、

集まった人たちは一年の無事を祈りながら深々と頭を下げていました。

ご神体として祀られた柱の先には、鏑矢とおんべが取り付けられています。

鏑矢は、浅間山がある北の方角に向けられました。

 このご神体は、今月26日(日)までこの場所に立てられているということです。