9日(土)から15日(金)までの日程で、全国一斉に、「秋の火災予防運動」が始まっています。

 

初日となった9日(土)には、消防団などによる火災予防を呼びかけるパレードが行われました。

この日はパレードを前に出発式が行われ、消防団第1分団から第7分団までの分団長や団員を始め、

防火管理者協会や危険物安全協会の会員などおよそ20人が集まりました。

挨拶に立った、塩川克巳団長は、「これから寒くなり火を使う機会が多くなるので、

1件でも抑えられるように予防活動に集中してもらいたい。」と呼びかけていました。

式が終わるとパレードに出発です。

それぞれに消防自動車などに乗り込むと、4つの班に分かれて、市内へ向けて

広報活動に繰り出しました。

今年の秋の全国火災予防運動では、「住宅防火対策の推進」や「放火火災防止対策の推進」など

従来からの目標の他、「多数の観客等が参加する行事に対する火災予防指導等の徹底」が

重点目標に加えられています。

これは、今年夏に京都の福知山の花火大会で起きた露店での爆発事故を教訓にしたもので、

小諸市消防団では、ガソリンの取り扱いなどの徹底を図ることを呼びかけていくということです。

その他にも15日(金)までの期間中は、中央地区の独居高齢者宅の防火診断や、

夜間の広報活動なども行われることになっています。