7日(木)、田町区の介護予防教室が、健速会館で開かれました。
田町区では、区民同士の親睦を深めることを目的に年に5回、介護予防教室を開いています。
この日は、16人の区民が集まり、皆で介護予防に取り組みました。
教室ではまず、ラジオ体操やストレッチ体操などが行われ、参加した人たちは、
無理のない範囲でゆっくりと体を動かしていました。
体操に続いては、民生児童委員の赤尾三枝子(あかお・みえこ)さんが、
健康にまつわる講話を行いました。
赤尾さんは、「寒くなってくると、脳血管の疾患が増加してきます」と説明。
脳血管の疾患には脳梗塞や脳出血などがあるとした上で、それらの病気を引き起こす原因は、
動脈硬化にあると話しました。
また、赤尾さんは脳血管疾患への対策として適度な運動やバランスの良い食事などを挙げ、
「これらのことを心掛けることで脳血管疾患を防ぐことができるので、
自分自身でも運動や食事に気を配って、いつまでも元気で居て下さい」と話しました。
参加した人たちは頷くなどしながら、興味深そうに赤尾さんの話に耳を傾けていました。
話の後には、皆で歌を歌う時間が設けられ、参加した人たちは、「北国の春」など、
馴染み深い曲を楽しそうに歌っていました。
また、お手玉を使った手遊びも行われ、参加者は、皆で円になって座り、
「もしもしカメよ」の歌に合わせながら、楽しそうにお手玉を隣の人に渡していました。