小諸市の将来目標を定めた、行政運営の根幹になる「総合計画」に関わる審議会の
新しい委員による初会合が、先週3日(火)に市役所で開かれました。

今年7月に審議会委員が改選となって以降、初の会合となったこの日は、新しい委員らに栁田市長から委嘱書の交付が行われました。
委員を務めるのは、学識経験者や、関係団体の代表者、それに公募の市民など、13人です。

挨拶にたった栁田市長は、「審議会では計画の策定だけではなく進行管理、評価など、小諸市の行政経営全般に忌憚のないご意見、議論を
よろしくお願いします」と委員らに呼びかけていました。

続けて審議会の正副会長の選出が行われ、会長には民間からの登用として、小諸高校・小諸商業で校長を歴任し、
現在は高崎商科大学学長室長を務めている西村廣一さんを。

副会長には教育委員会教育委員長職務代理者の岡部弘美さんを選びました。

挨拶に立った西村会長は「31年銀行に勤め、10年間教育界で培った知識を活かしていきたい。」と、抱負を述べた上で、
次のように話しました。

小諸市では今年度から4年間の新たな基本計画
第9次基本計画の運用が始まっています。これまで過去の基本計画では、第3者による計画の評価を行い、重要方針に反映させていくプロセスがありませんでした。

これを踏まえ、今年度からの新たな委員による審議会では、計画を運用していくにあたって、第三者機関として、重点方針や実施計画に対し議論を行い、
委員から出された意見は、計画や予算案に反映されることになります。

この総合計画審議会は、年に3回に渡り、開かれることになっています。

(ST)
なお、小諸市では、
今後、市の施政方針などをまとめた
第5次基本構想を
平成27年度からスタートさせる計画で、
策定には審議会の委員を始め、市民との議論の場も設け、
市民と共に計画を作り上げていきたいとしています。