20日(木)、大杭区では、地域の代表者と市の関係者による行政懇談会が開かれました。

 

大杭区では、市や区が抱えている問題について直接話し合う場として、

毎年この時期に行政懇談会を開いています。

会場となった大杭区の公民館には、栁田市長や山岸県議会議員、

それに、地元選出の清水清利議員をはじめ、市の職員や区の代表者など合わせて24人が集まりました。

会のはじめには、市側から、小諸市が菱野区稲荷地区に建設を進めている

新しいごみ処理施設についての説明が行われました。

その中では、新しいごみ処理施設になると、可燃ごみや粗大ごみ、資源ごみなどを

直接施設へ持ち込むことができるようになることや、埋め立てゴミから、

金属などの資源物を取り除くことができる機能が追加されることなど、

現状との違いについて話が展開されました。

自分たちの生活に直結する話題ということもあり、集まった人たちは皆真剣な表情で

市の職員らの話に耳を傾けていました。

続いて、行われた意見交換では、現在、車両の通行ができなくなっている吊り橋「大杭橋」について、

「かつて地元の住民らで築いた地域のシンボルなので、改修工事などをして後世に残して欲しい」と言った

声や、大杭地域へのアクセス道路となる県道八幡小諸線の、古城周辺の湾曲した道路を

直線的にすれば利便性が高まるのではないか」などと、住民側から意見があがっていました。

それに対し、市の関係者らは、「早急に現場を確認した上で対応していきたい」などと話していました。