14日(火)小諸市と御代田町、それに軽井沢町と東御市の2市2町の商工会議所と商工会、

それに観光協会などでつくる「浅間山麓産業振興推進協議会」の定期総会が、

ベルウィンこもろで開かれました。

 

この協議会は、浅間山麓の2市2町の商工団体と、観光協会が、行政の枠組みを超えて、

広域的な産業振興について協議・連携を図ろうと、9年前に発足したものです。

この日の総会には、会員らおよそ50人が出席しました。

 

会長を務める小諸商工会議所の香坂勝会頭は挨拶で、

「地域再生のため、協議会の役割を果たすべく取り組んでいきたい。」などと述べていました。

 

続いて、昨年度の事業や今年度の新たな計画について話し合われました。

協議会では今年度も引き続き、情報交換会や講習会などを行う他、広域観光ルートの促進と、

それに伴う浅間サンライン沿いの観光活性化を目指す「浅間サンラインネットワーク」を新設し、

産業振興を図っていくとしています。

この日は総会に続いて、軽井沢町の藤巻進町長が、「効果的な都市宣伝法」と題して講演を行いました。

藤巻町長は講演の中で、軽井沢に別荘を拓いた外国人宣教師や、

小諸にゆかりのある島崎藤村などを例に上げ、「誰もが知っている有名な人たちを使って

自分のまちを売っていくことは非常に有効的だ。」と話しました。

また、知名度を上げるためには、色々な形でPRしていくことが大事だとも述べていました。

浅間山麓産業振興推進協議会では、今後も経済界と観光協会が相互に連携を図りながら、

地域の活性化を図っていきたいとしています。