小諸市議会3月定例会が本日開会しました。

 

会期は来月21日までの24日間で、初日の今日は、新年度予算案をはじめ、

補正予算案や条例案など40件の議案が提出されています。

今日の本会議で新年度の施政方針に立った栁田市長は、まず、重要事業の方向決定など、

市長就任1期目となった平成24年度の小諸市政を「密度の濃い、激動の1年だった。」と振り返り、

議員をはじめ市民への感謝の気持ちを述べていました。

その上で、市長任期2年目の年となる平成25年度は、

「重用事業の着実な推進と、『教育と文化』に重点を置いた新たな取り組みを実質的にスタートさせる

極めて重要な年である。」として、「重用事業の推進と市政を支えるための基盤や仕組みを

整備・構築していく。」などと述べました。

更に市長は、「小諸市は50年に1度といえる大きな転換期にある。」として、

「市政経営に全力で取り組んでいく。」と改めて新年度に向けた抱負を述べ、施政方針を締めくくりました。

この日は、総額165億6千万円とした新年度の一般会計当初予算案をはじめ、各特別会計の予算案や、

総額で169億7千万円とする今年度の一般会計補正予算案などの提案説明が行われました。

そのうち、今年度の一般会計補正予算案では、東小学校の大規模改修事業として、

1億3650万円を追加しました。

これは、平成25年度に予定していた東小学校北校舎のサッシや外壁の改修工事を

前倒しして計上したものです。

この他、3月定例会には、平成25年度から4年間を計画期間とする第9次基本計画の策定についての

議案が提出されました。

小諸市では、第9次基本計画に基づき、予算編成を行っており、計画、予算、人事、評価が連携した

「トータル・システム」の構築、運用に向けた取り組みを進め行政運営の効率化などを図っていく計画です。

この計画の策定に関する議案が提出されたことに伴い、今日の本会議では、

計画を審議する特別委員会が設置され、議長、副議長を除く18人が選任されました。

委員長には林稔議員を、副委員長に相原久男議員を選んでいます。

今日提案された議案は、今後委員会審議などを経て来月21日の最終日の本会議で採決されます。

なお、代表質問・個人質問は来月6日から8日までの日程で行われる予定です。