先月31日(木)、和田区では農村研修センターで健康教室を開きました。

 

和田区では日々の健康維持と、区民同士の交流を深めることを目的に毎月、

健康達人和田クラブとして健康教室を開いています。

この日は、65歳以上のお年寄り、およそ40人が参加しまずはじめに、寒い日が続く中で、

家にこもりがちにならないようにひざの周りの筋肉をほぐす体操に取り組みました。

講師をつとめたのは、社会福祉協議会の塩川薫(かおる)さんです。

参加した人たちは、なかなか伸ばさない部分のストレッチに「ピリピリする」、

「筋が伸びているのがわかる」などと言いながら太ももや腰の筋肉を伸ばしていきました。

ストレッチの後には、小諸市高齢福祉課の職員で、歯科衛生士の小山代子(しろこ)さんによる

歯の講話が行われました。

この講話は、高齢になるにつれ、飲み込む力などの口腔機能が低下することから口内環境の現状維持と、

予防を目的に企画されたものです。参加者らは、小山さんの指導の下、

最初に、唾液腺のマッサージをしていきました。

唾液腺を刺激することで、さらに唾液が出て、口内乾燥の予防や口内炎などが治りやすくなるなどの

効果があるとされています。

どの参加者も、顎の下や、耳の後ろなどを両手で押すなどマッサージをすることで

唾液が出ているのを感じている様子でした。

マッサージに続いて、小山さんは、しっかり噛むことの大切さや定期的に検診を受けることなど

美味しく食べるために重要なことを説明しました。

皆、メモをとるなどして小山さんの話を真剣な表情で聞いていました。

この後には、ゲームなどのレクリエーションが行われたということです。

和田区では、回を重ねる毎に参加する人が多くなっていることから今後も充実した内容で

健康教室を行っていきたいとしています。