水明小学校では、冬の名物とも言える「田んぼスケート」の授業が先月から始まり、

連日子どもたちの歓声が響いています。

 

市内で唯一、学校の敷地内に田んぼがある水明小学校では、

全学年の児童を対象に毎年スケートの授業を行なっています。

31日(木)も体育の時間を利用して、児童らがスケートを楽しみました。

およそ600平方メートルあるスケートリンクは、

昨年12月から職員らが水を張るなどして準備をしてきたものです。

今年に入ってからの冷え込みでようやくスケートが出来るまでにリンクが凍り、

先月9日からスケートの授業が始まりました。

皆が怪我なく快適にスケートを楽しめるようにと、現在でも、職員や普段この田んぼで稲の栽培を

行っている5年生の児童が中心になって、毎日朝と夕方、リンクに水を撒きリンクの状態を整えています。

絶好のスケート日和となったこの日、子どもたちは、

バランスをうまく取りながら思い思いのペースで滑っていました。

多くの児童らにとってこのスケートの授業は冬の楽しみの1つだということで、

どの児童も嬉しそうな表情をみせていました。

田んぼスケートは、暖かくなる2月中旬頃まで行われる予定だということです。

水明小学校では、今後も伝統の授業として大切に続けていきたいとしています。