23日(水)、小諸市観光協会の新年会が開かれ、市内の観光関係者らが一堂に会しました。

会員の観光意識の向上と、親睦を深めることを目的に毎年開かれているこの新年会。

会場となった小諸グランドキャッスルホテルには、

観光協会の会員をはじめ県の観光関係者や国会議員などおよそ100人が集まりました。

 

冒頭挨拶に立った大西崇弘会長は、「観光」は、感じる幸せと書いて「かんこう」と読むこともできると話し、

「地域の住民たちが小諸に住んでいて良かったと幸せを感じられるような

街づくりを一緒にしていきましょう」と会員らに呼びかけていました。

続いて挨拶に立った前国土交通大臣で参議院議員の羽田雄一郎氏は、

「小諸には、豊かな自然や歴史ある文化など、多くの宝があるが、

住民はその宝に慣れてしまって気付かないこともある。」と話し、

「外部からの目をもって、小諸の魅力を活かしてほしい」と呼びかけていました。

また、市役所や病院などの建設計画も決まり、小諸はコンパクトシティを目指す第一人者だと話した上で、

「コンパクトシティが完成すれば、これも大きな観光資源になるだろう」と述べていました。

この他にも、昨年長野3区から当選を果たした衆議院議員の寺島義幸氏や井出庸生氏らも出席し、

小諸の観光力に期待しているなどと会員らに向けて熱いメッセージを送っていました。

長野県議会議員の山岸喜昭氏の発声で乾杯が行われると、

集まった会員らは皆、酒を酌み交わしたりしながら話に華を咲かせ、親睦を深めているようでした。

小諸市観光協会では、小諸城の築城から400年という節目にあわせて、今年は様々なイベントを企画し、

会員一丸となって小諸を盛り上げていきたいとしています。

なおこの後には、人力車によるパフォーマンスも行われ、

市外の参加者に向けて大いに小諸をPRしたということです。