東日本大震災の被災地復興を応援しようと、2年前から、

毎年4月に行われている「さくらさくライブ」が、今年も予定されています。

 

開催までおよそ3ヶ月となった22日(火)には、ほんまち町屋館で実行委員会が開かれました。

新年会を兼ねて行われたこの日の実行委員会。

会場には、さくらさくライブ実行委員会のメンバーおよそ10人が集まり、

鍋を囲みながら今年のライブの内容などについて話し合いました。

「さくらさくライブ」は、音楽やパフォーマンスを通して小諸から全国の被災地に元気を届けようと

震災が発生した一昨年から行われているものです。

地元のミュージシャンらが中心となって組織した実行委員会が主催して開いており、

ライブの入場を無料にする代わりに、訪れた人たちから義援金を募っています。

この日の委員会で、冒頭挨拶に立った実行委員長を務める

シンガーソングライターのオギタカこと荻原崇弘さんは、

「3回目の開催となる今年は、より多くの人に足を運んでもらうことで、

これまでよりも多くの義援金を集めライブを開催する意義を見出したい」などと述べていました。

さくらさくライブ実行委員会では、これまでの活動が評価され、

市から、平成24年度の「市民活動促進事業」の補助金20万円の交付を受けています。

この日の委員会では、今年はこの補助金を活用し、

当日ライブ会場となる懐古園馬場に特設ステージを設けてはどうかという意見が

メンバーらからあがっていました。

その他、多くの観客を動員するために、今年は、小諸高校吹奏楽部や、ARKジュナダンススクールなど、

地元の団体にも数多く出演を依頼したことなどが報告されました。

3回目の開催となる震災復興応援ライブ「さくらさくライブ」は、

4月27日(土)の正午から、懐古園内の馬場を会場に行われることになっています。

 

なお、さくらさくライブ実行委員会では、ライブの趣旨に賛同し、

一緒にステージを作り上げてくれるボランティアスタッフを募集しているということです。