小諸高校音楽科の卒業生で作る「きらら会」では、20日(日)に、

文化センターホールでこもろニューイヤーコンサートと題した演奏会を開きました。

 

「きらら会」は、小諸高校の音楽科で8年間教師を務めていた下村俊子さんが、

教え子たちに呼びかけて2006年に結成したグループです。

結成の翌年の2007年からは、卒業生の演奏の機会を増やすことや、

学生時代を過ごした小諸への恩返しの意味も込めて、毎年1月に、

文化センターホールでニューイヤーコンサートを開いています。

この日は、プロの音楽家などとして活躍している卒業生ら13人が出演し、

およそ400人の観客を前に演奏を繰り広げました。

会場には、弦楽三重奏やテノール、ソプラノの独唱、それにピアノやバイオリンなど

演者らが奏でる美しい音色が響き渡り、終始観客を魅了していました。

アンコールでは出演者全員がステージに揃い、

NHKの復興支援ソング「花は咲く」を訪れた観客らと共に歌い、会場は一つになっていました。

最後に「きらら会」主宰の下村俊子さんが、

「皆さんのおかげで6回目を迎えることができた。ますます研鑽して皆さんに感動を与えられるような音楽を

届けられたら。」と挨拶を述べると、観客からは大きな拍手が送られていました。