柏木下区のどんど焼きは、

区民の無病息災を願って毎年区の道祖神世話人会が中心になって行っています。

 

この日集まった区民らは、地域を守る道祖神にお参りし、1年の無事を祈願していました。

また、この日は柏木下区で150年以上前に使われていた獅子頭も披露され、

区民らの目を引いていました。

午後6時半になると、いよいよどんど焼きが始まります。

点火すると、やぐらは大きな音を立てて燃えていきました。

およそ5メートルのやぐらが勢いよく燃えていく迫力ある様子に子どもたちは楽しそうに見入っていました。

また会場では、1年の無事を願って高学年の児童らによる獅子舞の披露が行われました。

世話人会の会員らが歌う歌に合わせて、

男の子が舞を、女の子がお囃子の太鼓を元気に披露し、行事を盛り上げていました。

火が下火になったところで、区民らは各家庭から持ち寄ったまゆ玉を焼いていきました。

やぐらの周りは熱く、近づくのに苦戦する子の姿も見られましたが、

皆自分の手で一生懸命まゆ玉を焼き、焼きあがるとおいしそうに頬張っていました。