12日(土)、南町区公民館では、区内に住む小学生が集まり、毎年恒例のまゆ玉作りを行いました。

 

この日は区内に住む小学生およそ20人が参加しました。

南町区では、子どもたちに伝統行事に親しみを持ってもらうとともに互いの交流を深めてもらおうと

毎年この時期に公民館の主催でまゆ玉作りを行っています。

この日は、赤や白、黄色の練り粉のほかに、

昨年から子どもたちの希望で取り入れられているココア味の練り粉が用意されました。

参加した児童らは、4色の練り粉を使って友達や保護者と相談し合いながら

思い思いにまゆ玉を作っていきました。

中には、2つ以上の色を混ぜたり、動物や食べ物などを形作る子もいて、

個性的なまゆ玉が数多く見受けられました。

出来上がったまゆ玉は、公民館の役員らが蒸し器に入れて30分ほど蒸します。

まゆ玉を蒸している間には、子どもたちに楽しんでもらおうと、

育成会が中心となって企画したビンゴゲームが行われました。

児童らは皆、番号が読み上げられるたびに友だちと一喜一憂し、会場は大盛り上がり。

数字が揃った子から順に好きな景品をもらうことができ、皆、嬉しそうな表情で品物を選んでいました。

ゲームが終わると、子どもたちは蒸しあがったまゆ玉を木の枝に刺していく作業に取り掛かりました。

皆、色とりどりの力作を手に、真剣な表情で作業を進め、枝を華やかに飾り付けていました。

なお、この日作ったまゆ玉は、翌日13日に行われた区のどんど焼きで焼かれたということです。