平原区では、無病息災や家内安全を願い、区内上宿にある3つの常会が、
独自の活動としてこの獅子舞を行なっています。
江戸時代から続く平原区上宿の伝統行事で、かつては、
小学校高学年の男子のみが参加できる行事でしたが、少子化に伴い、現在では女子も参加しています。
この日は、小学3年生から6年生までの子どもたち16人が参加し、
区内にあるおよそ120件の家庭を回りました。
平原区の獅子舞は、一度、獅子が家庭内を1周した後に、子どもたちと獅子が掛け合いをして、
再び、獅子が舞いを披露するのが特徴です。
今年は、6年生の男子児童が少ないということで、多くの下級生たちも協力して、
元気よく獅子を演じていました。
舞いの最後には、区民らが今年1年の健康を願い、獅子に頭を噛んでもらっていました。
平原区では、この獅子舞をこれからも大切に継承していきたいとしています。