南町区では、区民の無病息災を願って、毎年公民館や区、それに区の「獅子保存会」が協力して、
1月3日に獅子舞を行っています。
この日は、区内に住む小学生や「獅子保存会」の会員などおよそ50人が集まり、
70年以上受け継がれている獅子頭や伝統の山車とともに区内をまわりました。
道沿いには、太鼓の音や子どもたちの声を聞いて家を出てきた区民らが集まり、
獅子の訪問を喜んでいました。
区民たちは、無病息災を願って獅子に頭を噛んでもらったほか、ご祝儀のお礼として護符や甘酒、
餅などを子どもたちから受け取り、嬉しそうな表情を浮かべていました。
この日は、皆で1年の無事を祈願するとともに、
幅広い区民が交流を深め合う良い機会になっていたようです。