いざという時に備えて。
与良区では9日(日)に避難や初期消火などの訓練を与良公会堂で行いました。

この日は、公会堂2階の厨房で火災が発生したという想定で消防署への119番通報から避難、
そして消火まで一連の訓練が行なわれました。

この訓練は、区民の防災意識を高め、いざという時に区民同士の連携がスムーズにいくようにと、
毎年区の主催でこの時期に行われているものです。

今年は、コミュニティ助成事業の補助金を活用して、与良区では、ヘルメット15個と無線機10台、
それにAED1台を購入しており、ヘルメットや無線機は、この日の訓練でも活用されていました。

訓練は区長の指示のもと、速やかに行われていきます。

火災発生時、公会堂内にいた区民たちは、ハンカチやマスクなどで口元を覆い、姿勢を低くして避難していきました。

一方、建物の外には 消防団がポンプ車で駆けつけ、消防用のポンプを使って放水していきました。

地元消防団員たちによる統率のとれた放水訓練を、集まった人たちは真剣な表情で見つめていました。

全員が避難した後には初期消火の訓練も行われました。

集まった人たちは消防署の署員から消火器の使い方の説明を受けると、
さっそく訓練用の消火器を使って消火作業にあたっていました。

また、避難訓練の前には今年新調した無線機の通信チェックが行われたということです。