8日(土)、小原区では、小原区研修センターを会場に伝承教室を開きました。

小原区では、地域の伝統文化を子どもたちに伝えようと毎年、公民館、高齢者クラブ、
育成会が協力して伝承教室として、しめ縄作りを行っています。

この日は、区内に住む小学生およそ50人が集まり、しめ縄作り名人の塩川均(ひとし)さんをはじめ
高齢者クラブの会員らが講師となり、ごぼう締めに挑戦しました。

子どもたちは、慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、
講師たちの指導を真剣に聞き、手本を真似るように慎重に縄を編んでいました。

また今回が初めてのしめ縄作りとなった子どもたちは
周りの人たちに手を貸してもらいながらしめ縄を仕上げていきました。

中には、毎年しめ縄作りに参加しているという子どもたちもいて
慣れた手つきで器用にしめ縄を作り上げていました。

親子での参加をはじめ、祖母らと参加し、
共に一本のしめ縄を作る様子も見られそれぞれが世代間の交流を育んでいたようです。

この後には、お正月に行う道祖神祭りの準備も行なったということです。

子どもたちには、来年の豊作を願うとともに
より一層、伝統文化に興味をもってもらいたいとしています。