駅前をイルミネーションで彩っている、「小諸ひかりのファンタジー」の、 もみの木とツインタワーの一つが、先週、強風により2度倒れました。 激しい強風にみまわれた6日(木)の午前10時過ぎ。 市役所に市民から、「駅前のもみの木が数本倒れている」との通報が入りました。 市から連絡を受けたメンバーらが、早急に現地へ向かうと、 もみの木のほかに、浅間山をモチーフにしたツインタワーのうちの一つ、 高さ12メートルのタワーが強風に煽られ、商店街側の道路に倒れているのを発見。 実行委員会のメンバーや市の職員らが倒れたタワーともみの木の補強などの対応にあたり、 午後1時30分頃には、クレーンで、タワーが立て直されました。 その2日後の8日(土)、立て直したタワーが再び転倒。 実行委員会の会員らがすぐに駆けつけ、修復作業にあたりました。 実行委員会によりますと、今回、タワーが倒れた原因として、連日の強風の他に、 ボランティア不足のために例年ツリーを吊っていたアンカーを使用しなかったこと、 また、2日前に紐を使って行った補強作業が強風に耐えきれるものではなかったことを挙げています。 2度に渡る転倒となりましたが、幸い通行に影響は無く、 けが人もいなかったということです。 実行委員会では、ツリーにはアンカーを使用し、さらに路面に直接金具を取り付けて ワイヤーで固定することで再発防止に努めたいとしています。 ツリーはこの日のうちに立て直され、ワイヤーと金具を使って、 道路にしっかりと固定されたということです。