与良区のしめ縄づくりには、小学生から高齢者まで、区民およそ20人が参加し、
区内で収穫した米のわらを使ってしめ縄作りに挑戦しました。
この行事は、伝統文化を後世に伝えていくとともに世代間交流の場を設けようと
毎年この時期に公民館の主催で行われているものです。
参加した小学生たちは、
区の高齢者クラブ「熟年クラブ」のメンバーらに教わりながら、「ごぼう締め」を作りました。
毎年参加しているという子が多く、皆、手慣れた手つきで作業を進めていました。
一生懸命取り組む子どもたちの姿に熟年クラブのメンバーらも感心した様子で、
朗らかにアドバイスを送っていました。
また子どもたちの親世代に当たる区民らもしめ縄づくりに挑戦。
三世代に渡って交流を図ることができる良い機会になっていたようです。
与良区では、少子高齢化が進む中でもこの行事を長く続け、
伝統文化を大切に伝承していきたいとしています。
この日は一人あたり4本から5本のしめ縄を作ったということです。