1日(土)、井子区では、区民らが集まってそば打ち体験を行いました。

会場となった井子多目的集会施設には、区内に住む子どもたちを中心に区民らおよそ30人が集まり、
そば打ちに挑戦しました。

井子区では、区内の耕作放棄地をなくそうと、県の中山間地域等直接支払い事業の補助金を活用して
毎年区内の畑でそばを栽培しています。

今年は、種撒きの翌日 大雨に見舞われ、残念ながら収穫ができなかったということですが、
区内の農家からそば粉を譲ってもらったことで、このそば打ちが実現しました。

この日用意されたそば粉は60キロ。
集まった子どもたちの中には、毎年参加しているという子も多く、慣れた手つきで作業を進めていました。

また、小さな子どもたちは大人の手を借りながら、丁寧に包丁でそばを切っていました。

出来上がったそばは、たっぷりのお湯でゆでられ、さっそくテーブルに並べられます。

乾杯の合図とともに、食事会が始まると、大人も子どもも皆、打ちたての蕎麦を美味しそうに味わっていました。

自分たちで打ったそばの味は格別だった様子で、子どもたちは皆口いっぱいに蕎麦を頬張り、
嬉しそうな表情を浮かべていました。

井子区では、今後もこの事業を継続して行い、
地域の子どもたちへの伝統の継承と区民らの交流の場にしたいとしています。