令和7年 第1回放送審議会 議事録
放送法第6条の規定に基づき、放送番組の適正を図るため、
会社の施設区域内に住所を有する学識経験者の方々に審議委員を委嘱し、
審議会を開催して自主放送番組についてご審議いただきました。
【日時】 令和7年6月19日 木曜日 13時30分~
【場所】 コミュニティテレビこもろ西館 2階会議室
【出席者】
番組審議委員:
甘利庸子(会社経営)
荒木貴志(会社経営)
荻原加奈子(ダンス教室主宰)
清水隆利(飲食店経営)
栁澤学(小諸市役所総務部長)※50音順
放送事業者:
荻原守 (専務取締役)
後藤理恵(報道制作部部長)
西和成(報道制作部課長)
井部美幸(報道制作部)
【次第】
1.開会
2.㈱コミュニティテレビこもろ専務 荻原守 挨拶
3.議事
(1)前回審議会後の取り組み等について(報告)
(2)番組視聴
・新コーナー 『元気いっぱいこもろキッズ』
・新番組 『君しか勝たん!推しの子諸』
(3)その他 番組に関する要望・提案等
4.次回開催について
5.閉会
3.議事
(1)審議会後の取り組み等について
後藤より報告
- 年末には「ニュース総決算」として1年間のニュースを振り返る報道番組を放送。
- 年越しにはキャスター総出演のバラエティ番組も制作・放送。
- 御影新田の道祖神祭りや成人式のスペシャルなど、例年通りの番組制作が行われた。
- 新年度4月からはキャスターの入れ替わりがなく、同じメンバーでスタート。
- 新人キャスターの1年間を追う2年目キャスターの奮闘記ドキュメントを制作・放送しました。
- Instagramに加え、TikTokも開始しているので、発信力の強化を図っている。
- 移住者への情報提供については、社内全体でビデオオンデマンドなどを検討し、
様々な形でサービスを提供できるよう努めていきたい。
(2)番組視聴
・新コーナー 『元気いっぱいこもろキッズ』
・新番組 『君しか勝たん!推しの子諸』
後藤より説明
- 前回の審議会で視聴者の拡大や加入者増加に関する意見が寄せられたことを受け、より多くの市民、特に若年層に興味を持ってもらう目的で、新番組や新コーナーを企画した。
- 新番組「推しの子諸」は、若い市民にも出演していただき、CTKに興味を持ってもらい加入に繋がることを願って制作・放送している。
- 新コーナー「元気いっぱい小諸キッズ」は、幅広い世代、特に若い子育て世帯を取り込むことを目的とし、ニュース内で保育園や幼稚園の子供たちの普段の様子を放送するコーナーをスタートさせた。これにより、普段見ることのできない子供たちの姿を随時放送し、若い世代を取り込みたい。既に市内の全ての保育園・幼稚園を回り、撮影翌日や翌週には順次放送している。各園には企画を説明し、園長先生から承諾を得ており、撮影NGの子供は撮らないようにしているが、今のところ全員大丈夫。園によっては放送前の事前確認にも対応している。
―番組視聴後―
『元気いっぱいこもろキッズ』についての意見・提案
- 肖像権が心配だったが対処をしていただいているということで良かった。(荒木委員)
- 普段見られない子どもたちの日常の様子が知れて良かった。(荻原委員)
- 子どものは見ていて楽しい。特定の子どもに偏らず一通り映るようにしてもらえれば。(栁澤委員)
- 子どもの運動の映像について、仕事量を増やさない程度で良いので、「こういう運動がこういう効果があります」といった最低限の情報をナレーションで加えることで、視聴者が自分の子どもに運動をさせるきっかけになるのではないか。(清水委員)
- 企業指導型保育にも撮影に来てほしい。子どもは見ているだけで楽しく、高齢者も若返る。若い世代の視聴時間帯を考慮し、働いている父母が在宅している時間帯に再放送を増やすのはどうか。(甘利委員)
コミュニティテレビこもろ側の見解
- 子ども番組は3世代で楽しめるという考えを持っており、自分も子育て経験から、見えない部分が見れるのは良いと感じている。(西)
- 子どもの肖像権については心配があったものの、幼稚園側も好意的で、自園のアピールにも繋がると前向きな反応が多かったため継続していきたい。(後藤)
『推しの子諸』について委員からの意見・提案
- 何かやると似たような顔ぶれになってしまうが、色んな方を取り上げていて面白かった。(荒木委員)
- 男女二人ずつ取り上げられていて良かった。人形の動きなどに気合を感じた。若いキャスターが中心となって制作しているとのことで、いつもとは違った着目点、いつもとは違う人たちを取り上げるのはすごくでいいと思う。アイドルではないが、若い人がキャッキャ言うような番組あっていい。(荻原委員)
- 普段出ない方にフォーカス当てるのはいいと思った。少子化の解消目線で見ていたが、婚活に繋がると思った。(栁澤委員)
- 非常に新鮮で面白い。「推しのおじいちゃんおばあちゃん」などもあってもいい。(清水委員)
- 若い人を掘り起こすのは良い。個人に焦点を当てることで犯罪に繋がらないかが少し心配。今後の展開を見守りたい。(甘利委員)
- 紹介される方が、サッカー選手や店舗経営者など、半分コマーシャル的な側面もあるため、許可を取った上で、街中で放送するのは企業などのPRにもなる。(荻原委員)
コミュニティテレビこもろ側の見解
- 視聴者層が高齢者寄りであるため、より幅広い世代にアピールしたいという狙いがある。「推し活」の流行も踏まえ、元気な若者を市内で紹介したいという意図から生まれた企画。
- 若手スタッフの新たな感性で作られたコンテンツとして非常に良いものであり、今後も新たな発掘してもらえたらと思っている。(西)
- 今後の展開として、若者だけでなく、掘り起こされていない「おじいちゃんおばあちゃん」も含め、幅広い世代にスポットを当てることを検討。若い感性を尊重し、生かしながら、ただ事件に繋がらないよう配慮しながら制作を進めていきたい。(後藤)
(3)その他 番組に関する要望・提案等
移住者への情報提供について
- 市が、人口減少対策力を入れているのなら、CTKの番組制作もその流れに乗るべき。移住者に小諸のイベント等の情報が入りにくいので、CTKに流してもらうのはどうか。
- 市側からも、市役所を訪れる移住者にCTKのパンフレットを渡すなど、情報提供をするのはどうか。(荒木委員)
- CTKが民間企業であるため、市職員が直接CTKをPRすることは難しいが、広報活動の一環として、市が委託している『市長の部屋』『TV版広報こもろ』などの番組のPRは可能かもしれない。(柳澤委員)
- 移住者をピックアップして、長くなくても5分くらいでいいので、ニュースの間に入れていくと興味を持ってもらえるのではないか。(荻原委員)
コミュニティテレビこもろ側の見解
- 民間企業であるため、自社でのアピール方法を工夫していくこと、そして人口増加や婚活に繋がる番組のヒントをいただいたので進めていきたい。(後藤)
モニターの活用について
- 若い人が見られるような工夫を。若年層に届けるための放送の時間帯や、お祭りなどで、街中のモニターでCTKの番組を見れるようにし、広まっていければいい。(荻原委員)
- 佐久駅前などで、モニターで番組やCM、お店の紹介などを通りすがりに見られるようにすれば、県外の方見るので、色んな可能性が広がっていく。(清水委員)
コミュニティテレビこもろ側の見解
- 街中のモニターでの告知については、コミュニティテレビ全体の番組を見てもらう機会として検討していきたい。(後藤)
新規産業紹介や農業について
- 若い世代の農業への取り組みが増えているので、農業に関する番組や「推しのおじいちゃんおばあちゃん」といったその道に精通している人を取り上げる番組はどうか。農業は移住者にも関心の高いテーマ。(清水委員)
- 熱中症予防の観点からも、朝ごはんは重要なので、農業から食に繋がっていくような番組があってもいい。(清水委員)
- 農業がしたくて移住する人もいるので、そういう方にフォーカスした番組もあってもいい。(甘利)
- 小諸市内で新たに工場や企業が生まれる際に、飲食店のようにスポットを当てるべき。市民の認知度を高め、新たな事業への意欲を喚起する可能性がある。住まいと働く場所があれば移住にも繋がる。(甘利委員)
- 小諸市は、工場誘致に力を入れているが、土地の制約などがあり成果が出にくい。小規模な企業の誘致は比較的成功している。小諸市は災害が少ないことや交通の便の良さが企業誘致や移住の魅力となっており、番組でもそういった点をアピールすることで、口コミでの移住促進に繋がる可能性がある。(栁澤委員)
コミュニティテレビこもろ側の見解
- 農業や移住者に焦点を当てた番組を今まで制作してないが、視聴者の興味を引き付ける可能性を感じた。(後藤)
災害時の情報提供について
- まもなく災害シーズンに入るため、災害・防災情報提供に関して、CTKに協力をお願いしたい。(栁澤委員)
- 災害時に市民が頼れる情報源として、即座に放送を中断してでもテロップだけでもいいので情報提供できる体制を整えるべき。全国ニュースでは得られない小諸市内の影響や避難先といった身近な情報が知りたい。これはCTKへの加入動機にもなりうる。(甘利委員)
- 普段から、防災や避難所の情報、水が止まった時は、という情報を市と連携して小出しに放送していくのがいい。いざという時に市民が困らないようにしていくべき。(甘利委員)
コミュニティテレビこもろ側の見解
- 災害時の迅速な情報提供の重要性を認識している。システム上、夜間や社員が会社にいない時間帯の緊急放送体制には課題があるのが現状。テロップ対応など可能性を探っていきたい。(後藤)
次回開催について
半年後の11月ごろを予定しているが、早める可能性もある。
閉会
1時間30分にわたり審議していただき15時00分に閉会。