『軽井沢蒸留酒製造株式会社 小諸蒸留所を建設 (20.12.12)』

           
        Posted on 2020年 12月 18日      
     
       
ことし11月に設立された軽井沢蒸留酒製造株式会社が、 小諸市内に、最高のウイスキーを作るための製造拠点、 小諸蒸留所を建設することになり、 12日(土)には記者会見を開きました。
この日の記者会見には、軽井沢蒸留酒製造株式会社の 島岡高志社長らと市長が出席。 スコットランド在住のウイスキー評論家 エディ・ラドローさんも、オンラインで出席しました。 軽井沢蒸留酒製造株式会社は、 4年前から軽井沢の旅館を再建・経営する島岡高志社長が ウイスキー製造のため設立したベンチャー企業です。 島岡さんが小諸の地で 「最高のウイスキー」の製造を目指してタッグを組んだのは、 台湾初のウイスキーメーカー「カバラン」の立ち上げに携わり、 ことし2月までカバランで ウイスキーの品質を管理するマスターブレンダーとして 活躍していたイアン・チャンさん。 また、チーフエデュケーター兼ブランドコンサルタントには スコットランドでウイスキースクールなどを運営している エディ・ラドローさんを迎えました。
島岡社長は、 「最高のチームと最高の自然環境に出会えた」とし、 ウイスキー作りへの思いをこう述べました。
「ウイスキーはその土地の気候や風土、文化、作り手の思いの結晶です。 この小諸蒸留所では、この地域ならではの特徴あるウイスキーを、 そして100年後、200年後も世界中のウイスキー愛好家に 愛され続けるウイスキーを目指したいと考えています。」
軽井沢蒸留酒製造株式会社は、 ウイスキーの聖地ともいえるスコットランドに近い気候や、 ミネラル豊富な水があることなどから 小諸市内に製造拠点の建設を計画。 市は、地域活性化につながることも期待できるとして およそ1年前から用地選定など 建設に向けた支援を行ってきました。
「私が4年数か月前に市長に就任させていただいて以来、 持続可能な小諸市を構築するための 最重要施策として力を注いできた事業が、企業誘致です。」 「小諸蒸留所は軽井沢と上田を結ぶ浅間サンラインと、 現在ブランディングが進められている 高峰高原に通じるチェリーパークラインが重なる場所に建設されます。 このため様々な観光資源、地域資源と結ばれ、 それぞれの事業間で新たな効果が生み出される という大きな期待を寄せているところです。」
計画では、松井区のおよそ4000平方メートルの土地に 原酒を製造する蒸留所とビジターセンターを建設。 来年3月に着工し、 再来年、令和4年春には竣工する予定です。
また、原酒を数年間樽で熟成させるための熟成庫は、 同じ敷地内のおよそ6600平方メートルの森林の中に建設。 周囲の自然を生かすことを第一に、 土地への負担を抑えた設計となっています。
ウイスキーの完成に先立ってオープンするビジターセンターでは 蒸留の様子の見学や、 バーで世界各国のウイスキーの飲み比べができるほか、 エディ・ラドローさんによるウイスキーアカデミーも開講し 観光客を呼び込むことで 地域の活性化にも貢献したいとしています。
また小諸蒸留所の建設・運営を通して 環境保全にも取り組むとしていて、 ウイスキーの製造過程で排出される物質も 家畜の飼料などとしてリサイクルされることになっています。
島岡社長 「小諸というのは、私も軽井沢に20年住んでおりまして、 よく遊びに来るんですよね。 この素晴らしい里山、非常に自然豊かなところ、 あとアサマ2000などによく遊びに行ったりして、 本当に美しい場所だと認識しております。 ウイスキーを作るには、第一は経験が必要。 第二は場所、きれいな自然がある。 第三は地元のサポート。 小諸の建設予定地は水源にもほど近く、 何より素晴らしいきれいな森がある。 その中で我々が作ったウイスキーを、 森の呼吸を感じながら熟成していく。 これは本当に最適な場所だと考えております。 地元の皆さんが誇りにできる場所、 そしてウイスキーを作りたいと考えています。」
小諸蒸留所では令和4年からウイスキーの製造をはじめ、 令和9年にはシングルモルトの販売を開始する予定です。 大量生産ではなく、味にこだわり、世界で認められる プレミアムなウイスキーを作っていくということです。
     
   
 
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