『第61回小諸厚生総合病院運営委員会 (13・2・12)』
小諸厚生総合病院の運営状況などについて協議する運営委員会の会合が、
12日(火)にベルウィンこもろで開かれました。
この運営委員会は、病院の経営状況や運営について委員皆が確認する場として
毎年この時期に開かれているものです。
委員は、小諸市を始め、近隣の市や町の首長、また医療福祉機関の関係者など
21人で構成されています。
この日は、委員17人をはじめ、病院の職員などおよそ40人が出席しました。
会ではまず初めに、委員長を務める栁田市長が挨拶に立ち、
「安全・安心なまちづくりやコンパクトシティの実現を目指して、今まで以上に、
医療機関と行政との連携強化を図っていきたい」と述べていました。
続いて挨拶に立った、長野県厚生連の盛岡正博理事長は、身の丈に合った
病院建設の計画を進めたいとした上で、浅間南麓の中心病院として成長する必要性や、
病診連携の重要性について話しました。
また、小諸厚生総合病院の小泉陽一院長は、
住民が安心して暮らせる地域を作っていかなければならないというプレッシャーを乗り越えて、
皆で新しい病院・地域を作っていきたいと協力を呼びかけていました。
続いて、平成23年度下半期から平成24年度上半期までの収支状況や
病院の事業概況についての報告が行われました。
その中で、小泉院長は、2011年の外来患者数と入院患者数について、
小諸市民が全体の55%から60%を占めていることを説明。
次いで、浅間南麓の市や町からの受け入れが多いことについて触れ、
「地元に密着した病院と言える。今後も、365日24時間体制の医療体制を確保していきたい」と
今後の展望について話していました。
続いて、病院の再構築について、委員らに向けて、これまでの経過や新病院の基本構想などの説明が
行われました。
小諸厚生総合病院は、昨年11月に小諸市と県厚生連との3者で、
「病院の移転新築及び運営等に関する基本協定書」を結んでいます。
現在は、「地域医療の充実」と「健康増進とスポーツ医学の推進」、
それに「小諸市と連携した街づくりへの協力」の3つを大きな柱に掲げて
新病院の基本計画や基本設計の策定を進めています。
現段階で、新病院は、地下1階・地上6階建てで、建築面積4000平方メートル、
延べ床面積は2万3000平方メートルの予定。
また院内の配置は、1階から3階が外来診療で、そのうち3階には手術室や集中治療室が入り、
4階から6階の一般病棟には、救急医療体制が維持できる255床の病床数が確保される予定と
なっています。
今後は、今年12月までに、最終的な実施設計を決定し、現在の市役所庁舎解体後の
平成27年10月に着工。
平成29年4月の新病院完成を目指し、その年の7月から診療を開始していく予定です。
最後に設けられた意見交換の場では、委員から、
「途中で崩れないような計画を練ってもらいたい」との意見が挙げられ、
委員長を務める栁田市長は、「市役所・病院の再構築で終わりだとは思っていない。
50年、100年先を見据えて取り組んで行きたい」と述べていました。
小諸厚生総合病院では、今まで以上に行政や地域の医療機関との連携を図り、
街づくりに寄与すると共に、保健や医療・福祉の中核となるような施設作りに
取り組んでいきたいとしています。
新病院の建設に向けて本格的に動き始めたということもあり、
この日は再構築に向けての意見はもちろん、委員からは、協力していきたいという声も
多く上がっていました。
小諸厚生総合病院では、平成29年4月に新病院を完成させる予定としています。