『白鳥映雪と能―ようこそ能楽の世界へ―(17.9.10)』
「日本の伝統美」を伝えたいと、 能を主題とする作品を10点以上残している 白鳥映雪画伯。 小諸高原美術館では、そのうち6点を展示しています。 中でも一際存在感を放つのは、 代表作として知られる「羽衣」と「菊慈童」です。 羽衣をまとった 天女の物語を舞う能の演目を描いたこの作品は 平成10年に1年間、首相官邸に飾られました。
映雪画伯の作品の前で行われた今回の催しは、 日本古来の伝統芸能である能に親しんでもらおうと 初めて企画されたものです。 およそ100人が参加しました。
坂城町の能教室に通う小中学生による仕舞や、 能楽師による演目が披露されると、 子どもから高齢者まで 訪れた人たちは夢中になって見入っていました。
進行役を務めた重要無形文化財保持者、 「人間国宝」である能楽師の松木千俊さんは、 「能だけでなく、歌舞伎や文楽など、 日本の伝統芸能を少しでも知ってもらいたい」 と参加者に話しました。
また、実際に舞台で使用されている 能面に触れるコーナーも設けられました。
参加者らは実際に能面をかけ、 視界の変化など、初めての経験を楽しんでいました。