『湧玉用水金庫開き(19.9.20)』

           
        Posted on 2019年 9月 27日      
     
       
市区、耳取区、和田区の農業用水として使われている 湧玉用水。 開発された江戸時代初期から現在に至るまで、 地域住民に守り継がれています。 その涌玉用水について記された古文書などが、 20日(金)、保管されている金庫から出され、 虫干しが行われました。 御代田町から小諸へ続く水源である「湧玉用水」。 江戸時代初期の1620年に、 市村、耳取村、和田村の 3村の農業用水として開発されました。 現在までのおよそ400年間、 地域住民による湧玉用水管理委員会によって、 大切に守り続けられています。
この日、市区農事集会所で行われた「虫干し」は、 金庫に保管されている湧玉用水に関する資料を 風通しのよい場所に移し、 虫の被害を防ぐ作業です。 貴重な資料を後世に残していこうと、 毎年秋に欠かさず続けられています。

保管されている資料は、

今からおよそ350年ほど前、江戸時代に書かれたもの12点と

昭和30年代にまとめられた記録のあわせて13点です。

資料の多くは、

当時の湧玉用水を管理する地域と

上流を流れる御影用水を管理する地域との

水争いに関するものです。

裁判所による判決記録などが、詳細に記されています。

一方、こちらの絵図は、

水争いがおこった際、湧玉用水の流れを証明するため、

江戸時代に記録されたものです。

現在の御代田町 馬瀬口あたりで

湧玉用水と御影用水が合流し、

またそれぞれの村へ分岐していることが読み取れます。

現在も、3つの区にとって大切な農業用水である湧玉用水。

管理委員会ではこうした機会に歴史を知り、

大切な財産として守り続けていきたいとしています。


訪れた人 「初めてです。和田の区長さんから情報がありまして 嬉しくなって駆け付けました。 この地図がね、手作りの3種類、4種類あるんですけど、 和紙を手で書いて立派な作品だなと地図に感心しました。 江戸時代に和田は昔は西の方にあったんですが、 移転をしているんですね。 その時の様子も地図に見ることができましてね、 あと、御影用水、湧玉用水の様子が とてもよくかかかれていまして感心しました。 江戸のご先祖様と触れ合えたような気がしてとても嬉しいです。」
     
   
 
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