『没後17年「渥美清さん夢をありがとう」献花式(13・8・4)』
映画「男はつらいよ」の主演俳優、渥美清さんがこの世を去ってから、今年で17年が経ちました。
渥美さんの命日となる8月4日には、「渥美清さん夢をありがとう」と題した献花式が行われました。
この日の献花式には、小諸を寅さんで盛り上げようと活動している
コモロ寅さんプロジェクトのメンバーをはじめ、市内外から訪れた寅さんファンなど
およそ20人が集まりました。
式の冒頭挨拶に立った、小諸市商工観光課の土屋政紀課長は、
「現在休館中となっている寅さん会館をどうしたら有効に活用できるのか、
皆さんの知恵をお借りしながら考えていきたい」などと話していました。
続いてコモロ寅さんプロジェクトの代表を務める一井正樹さんが、
寅さんへ捧げる言葉として自身の想いを語りました。
寅さん会館の前には、寅さんの銅像とともに、山田洋次監督から捧げられた
追悼の石碑が建てられています。
式では、この石碑の文章も朗読されました。
その後、黙とうを行って寅さんを偲ぶと、ひとりひとりが献花台へ花を手向けました。
皆、寅さんの銅像前で手を合わせながら、今は亡き寅さんに想いを馳せているようでした。
献花の後には集まった全員で合唱が行われました。
ハーモニカの演奏に合わせ、集まった人たちは思い思いに
「男はつらいよ」のテーマソングを口づさんでいました。
また、この日の午後には、寅さんの故郷である、東京の「葛飾柴又」と生電話も行われました。
電話の相手は、文化放送で放送中の番組、「みんなの寅さん」のパーソナリティを務める
佐藤利明(としあき)さんです。
この日、葛飾柴又で行われていた佐藤さんのイベントの一環として企画されたこの生電話。
小諸と葛飾柴又という距離を感じさせない、暖かなやりとりが繰り広げられていました。
この日は、会場となったこの寅さん会館を開設した故・井出勢可さんの実の息子、
井出竹弘(たけひろ)さんも電話での問いかけに応じ、
「暑い中、これだけ多くの方に来てもらえて嬉しい。渥美さんも、父も喜んでいると思います」などと
感慨深そうに話していました。
主催したコモロ寅さんプロジェクトでは、去年の秋から閉館中となっている寅さん会館の
再オープンを目標に、今後も様々な活動を続けていきたいとしています。
今回初めて企画されたこの献花式。
市内はもとより、県外からも多くの人が訪れたようです。
なお、コモロ寅さんプロジェクトでは、31日に「男はつらいよ」のフィルム上映会を企画しています。
今回は、1969年に封切となった第一作の上映が予定されています。