『氷風穴まつり(22.7.17)』
市内氷区の「風穴」。 およそ300年前江戸時代元禄年間に 造られたものです。 真夏でもおよそ2度から5度の室温を保ち、 明治から昭和初期の養蚕業が盛んだった時には 全国から蚕の卵が集められ 保管場所として利用されてきました。
「氷風穴祭り」は、 氷区の有志による「氷風穴の里保存会」が 多くの人にこの風穴を知ってもらおうと2018年から 行っているものです。 今回、3年ぶりの開催となりました。
気軽に立ち寄ってもらえるよう会場には、 氷区で採れた野菜の販売や、 かき氷やポップコーンの振る舞いなど さまざまなコーナーが用意されました。
一角には、 普段なかなか体験することのできない 「繭クラフト」のコーナーも。 缶バッジやTシャツなど氷風穴グッズも販売されました。
そのほか 風穴で貯蔵している日本酒 「寒竹 風穴貯蔵 純米大吟醸」の試飲ブースも設置。 訪れた人たちは日本酒をじっくりと味わっていました。
また、蚕のエサとして古くから使われてきた 桑の葉の加工品のふるまいも。 桑の葉天ぷらや桑茶、 そして桑の実である「メド」ジャムなどが並びました。
更に、風穴について理解を深めてもらいたいと 風穴見学も行われました。
この日の外気と風穴内の寒暖差はおよそ30度。 風穴見学では初めて風穴の中に入った人も多く、 外との寒暖差に声を上げて驚いていました。
氷風穴には、かつて10数基の風穴がありましたが、 現在は、実際に酒などを貯蔵している風穴のほか、 冷気体験ができる1基の、合計2基が使われています。 「氷風穴の里保存会」では、 地域の財産である風穴を今後も大切に守り、 伝えていきたいとしています。
氷風穴の里保存会 会長 前田富孝さん 「私たちだけではなくて全国で風穴の活動をしている人たくさんいます。 やっぱりこの自然の大切さ感じていただいて それを利用できるようにみんなで考えてやっていければ エコにもなるしとてもみなさん幸せな気分になるんじゃないかと思いますので よろしくおねがいします。」