『氷風穴の里保存会結成10周年記念事業 植物観察会 (26.4.4)』

           
        Posted on 2026年 4月 15日      
     
       

氷区にある天然の冷蔵庫「風穴」。

この風穴周辺に生息している貴重な植物を

観察する会が4月4日(土)に開かれました。


氷区の区民らを中心に構成され、

ことしで結成10周年を迎えた

「氷風穴の里保存会」。

会では毎年、氷風穴周辺に自生する

早春の草木を観察する

植物観察会を企画しています。

この日は、市内外からおよそ30人が参加しました。


天然の冷蔵庫と呼ばれる風穴は、

真夏でも2℃から5℃位までしか上がらないことから、

蚕の卵や食品の貯蔵などに使われてきました。


この特殊な環境から、

風穴周辺には絶滅の恐れのある

長野県版レッドリストに載っている

希少な植物が生息しています。


案内したのは、

長野県自然観察インストラクターの

柴平志保子さんです。

柴平さんは、風穴までの道のりを歩きながら

道端に咲いている花や草の特徴を

参加者に説明しました。


見どころのひとつが、

小諸市保護動植物に指定されている

ハヤザキヒョウタンボク。

「氷河期からの生き残り種」と

呼ばれるほどの希少種です。

風穴の他に、懐古園周辺にも自生しています。


また、足元には春先の短い期間のみ咲く

アズマイチゲも。

晴天時には日光を浴びて花開きます。

初夏には他の植物に日光を遮られることにより枯れて、

翌春まで地中で休眠するという儚さから、

「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」とも

呼ばれる花です。


参加者らは植物を間近で観察しながら、

氷風穴周辺の特殊な地形環境について

学びを深めている様子でした。


参加者

「きょうは隣の東御から参りました。

今回初めてです。

風穴にも興味がありましたし、

ちょうどチラシで拝見をして、

草木をいろいろ教えていただけるということでしたので、

せっかくの機会と思いましてお伺いいたしました。

知らない名前の草木ばかりだったので、

勉強になりましたし、

ふきのとうなどは見たことがあったので、

知っているものと知らないものを

見ることができましたので、すごくよかったです。

里山の風景のご案内もあって、

素朴なイメージが持てましたし、すごくよかったです。

また何かイベント関係がありましたら、

注目してお伺いできればというふうに思います。」

 

     
   
 
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