『市立小諸図書館 自分史講座(19.1.26)』
「自分史講座」は、 「思い出の本を手がかりに、 自分の歩みや、人とのつながりを振り返る」機会にしてほしいと、 市立小諸図書館が初めて開いたものです。
小諸市を中心に、御代田町や上田市などに住む
20代~80代の男女15人が参加しました。
この日、講師を務めたのは、 「自分史カフェ」を全国で展開する 本間浩一さんと河村庸子さんです。 自分史カフェでは、本や写真などをもとに、 自らの人生を振り返るワークショップやセミナーを行っています。 この日、思い出の本を会場に持参した参加者たち。 小説やエッセイ、絵本などジャンルは人それぞれです。 使い込まれた本、図書館で借りた本など、 一冊一冊表情が異なります。参加者たちは、まずグループごとに自己紹介をし、
持参した本について説明。
皆、知らない人同士、緊張の面持ちでしたが、
知っている本について話題にあがると、
会話が盛り上がり、次第に打ち解けていった様子でした。
その後参加者たちは、
その本を選んだ理由や、当時の自分の状況などを、
400字詰めの原稿用紙1枚程度に、
自分史としてまとめていきました。
皆、本にまつわる思い出を、思い思いのペースで書き綴っていました。
およそ30分で自分史を書き上げると、
参加者全員が完成した自分史を朗読。
「私の紹介する本は、司馬遼太郎の竜馬がゆくです。
疲れのピークが達していた秋ごろ、
当時の私の上司から気持ちのリフレッシュのために読んだ方がいいよ、
勇気づけられるから、
と手渡されたのが、この竜馬がゆくです。」
自分史を書くことで、参加者それぞれが、
本が人生に影響を与えたこと、
本を勧めてくれた人のことなど、
様々なエピソードがよみがえっているようでした。
参加者 「過去を振り返るって、機会があるようでけっこうないなって思ったのと、 周りの方のこれまでの経験とか お話を聞く、すごい良い経験になりました。」 「自分が良しと思ってやったことは、 やっぱり進んだ方がいいんだなっていうことかな。」 「いつも自分の昔のこととか、 それによってこれからどうしようか、とか考えてるんですけど、 考えながらやってきたつもりなんですけど、 まあ、文章にすると色々ですね、考えちゃいますね、 なんて書こうかとか、文章にすると一体どうやって書いたらいいかとか、 改めて考えました。グッときちゃいました。」 この日参加者が書いた自分史は、 今月28日(木)まで図書館内に展示されています。
閲覧した人は自由にコメントを貼れるようになっています。
小諸図書館では、ほかの人の自分史を目にして、 人となりや、その本に興味を持つきっかけにしてほしいとしています。