『小諸高校音楽部(20.9.18)』
はい、お伝えします。 合唱に取り組む小諸高校音楽部は、 来月の音楽科の定期演奏会に向けて活動しています。 3か月ほど活動できない期間が続いた中で どんな思いで練習を重ねているのか、取材しました。
県唯一の音楽科がある小諸高校の 声楽専攻とピアノ専攻の一部の1年生から3年生、 20人で合唱に取り組む音楽部。 音楽科の生徒のみで構成されているため、 ハーモニーやリズムが複雑な曲にも挑戦しています。
部長さん 「個性が強くて、声楽とピアノの専攻が集まっているんですけど、 学年も専攻も垣根を越えて仲がいい部活です。」
普段の音楽科の授業は、主に講師との個人レッスン。 授業の一環として行われる音楽部の練習では、 互いの声を聴き、アンサンブルの力を養うことが目的です。 個人レッスンでは味わえない、 ぴたりと音がはまる瞬間の気持ちよさが魅力だといいます。
国内最大規模の合唱コンクール、 「NHK全国学校音楽コンクール」長野県大会で 過去何度も金賞を受賞。 去年は県で1位となり 関東甲信越ブロック大会に出場、奨励賞を受賞するなど、 確かな実力で聞く者を魅了します。
今年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、 NHK全国学校音楽コンクールなどの大会や 地域の演奏会など、 予定していたステージの中止が相次ぎました。
副部長さん 「正直すごくショックでしたけど、 前からコンクールとかもコロナでできないかもしれない ということが分かっていたので、 聞いたときはショックもあったけど、 しょうがないかなみたいなこともありました。」
休校期間中は、部活動の練習も中止に。 6月に通常登校が再開し1年生が加わってからも しばらくは2、3人ずつに分かれての パート練習のみに制限されていました。 現在も全員で声を合わせられるのは、 週に一度のホールでの全体練習の時間だけです。
副部長さん 「練習ができないとかあって、 これで定演も控えているんですけど、 1回1回の練習を無駄にしたくないなというのが 自分ですごくあって、だから今までもしてきたんですけど、 毎回の練習でなるべく後輩に 自分の持っているものを伝えられないかということを 工夫しながらやっています。」
毎年、3年生の最後の舞台となる音楽科の定期演奏会は ことしも来月25日に開催が決定。 現在はそれに向けて、活動ができなかった時間を取り戻すべく 密度の濃い練習を重ねています。
このメンバーで立つことができる最初で最後の舞台、 定期演奏会まで、 小諸高校音楽部は全員で歌声と心を合わせて駆け抜けます。
部長 「コロナで今回ほかのコンクールとか 演奏会に出る機会がなくなってしまって、 その時に私はいつも演奏できることが当たり前だと思っていて、 でもそれは普通なことじゃなくて、 感謝しなきゃいけないんだなって思ったので、 日々支えてくださる方々への 感謝の気持ちを音楽で伝えたいです。」