『小諸市の教育のあり方を考えるシンポジウム(26.3.20)』

           
        Posted on 2026年 3月 25日      
     
       

小諸市の教育のあり方について考えるシンポジウムが

3月20日(金・祝)、ステラホールで開かれました。


令和6年9月に策定された

「小中一貫教育推進基本方針」。


全市的に進めている

小中一貫教育の方向性がまとめられています。

この方針に沿って、小諸市では、令和10年に、

芦原中学校区にある3小学校と芦原中学校を統合した

施設一体型の義務教育学校を開校予定です。

 

開校も控えた今、

「小中一貫教育推進基本方針」に基づき、

小諸市の教育のあり方について考える機会に

してもらおうと今回のシンポジウムに至りました。

この日は、市民などおよそ80人が参加。


まず静岡大学教育学部 島田桂吾准教授が講演を行い、

「令和時代」の学校づくりとして

「対話と協働による学び」の重要性を説明。

「良い教育をするためには時代とともに

変えていかなければ良い生徒は育たない。」などと

呼び掛けていました。


また小諸市教育委員会の髙栁主幹指導主事は、

小諸市が進める「対話と協働の学び」の

現状と課題について報告。

ペア学習を基本とした

「一人も独りにしない学び」によって

子どもたちの良い成長につながっているとして、

小諸東中学校区を含めた小諸市全体としての

取り組みにつなげたいなどとしました。


その後のパネルディスカッションでは、

島田准教授をコーディネーターに、

教職員と保護者、それに小諸市内の中学校を卒業した

高校1年生ら5人がパネラーとして登壇。


小諸市で3年前から取り組んでいる

「対話と協働の学び」について、

芦原中学校時代に体験した生徒は

 

小諸高校1年鈴木夢乃さん

「小学校の時はずっと前を向いて先生の話を聞いて

授業というのがずっとあったんですけど、

中学校に入ってコの字型の席にして生徒の顔が

見られる授業になって最初はずっとやってきた

授業の形と違うからどうなるのかという不安もあったが、

意見が好感しやすくなって自分に持っていない考え方も

知ることができてこっちの方がいい考えだと

自分の勉強に生かすことができて、

苦手な教科も楽しく勉強することができて、

自分がすごく勉強苦手だったけど友達と話して

勉強することによって学校行くのが楽しいなと

思えるようになりました。」


芦原中学校の須江直喜教諭は

「対話と協働の学び」の実践について

「小諸市では小学校から

4人1組で対話を深め課題を導き出す授業を始めた。

これにより、中学でも生徒たちが

すんなり対応できるようになった。

小中のつながりが大切だ。」などと話しました。


2年後に開校する芦原新校。

これから小諸市の小中一貫教育で学ぶ

後輩たちに向けて、高校生からは

メッセージも寄せられました。


小諸商業高校1年 田中鼓次郎さん

「せっかく小学生と中学生が

一緒の校舎の中にいるということだから

縦の関係も活発的にしていろいろな意見が

飛び交う学校になっていったら

うれしいなと思います。」


小諸高校1年 清水優里さん

「いろいろな人と話して考えが深められる

大事な時間だと思うから、

価値ある学校を自分のものに

していってくれたらいいなと思います。」


よりよい学校づくりとは誰のためなのか―。

参加した人たちにとって、

小諸市のよりよい教育について考える

貴重な時間となったようです。

     
   
 
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