『小山敬三美術館 50周年記念コレクション展 (25.9.17)』
小山敬三美術館は、ことしで開館50周年を迎えます。
これを祝して、さまざまな記念事業が催されることに。
その第2弾として、美術館収蔵作品の中から
選りすぐりの名品を展示した
「ザ・コレクション展」が
現在、小諸高原美術館で開かれています。
1975年10月に、
小諸出身の名誉市民・小山敬三画伯によって建てられた
小山敬三美術館。
ことしは開館50周年の節目の年です。
これを祝して、今年度5回にわたって
記念事業が企画されています。
その第二弾として現在、
小諸高原美術館を会場に開かれているのが、
「ザ・コレクション展」です。
1897年に小諸市に生まれ、
名誉市民の称号をもつ洋画家の小山敬三画伯。
文化勲章受章者として広く知られています。
今回のコレクション展では、
小山敬三美術館収蔵作品の中から
およそ40点を展示。
小山敬三コレクション展としては、
過去最大規模の展示会となります。
そのうちの一つ「古城薫風」は、
1975年に描かれた小山敬三晩年の作品です。
一見、どこかの風景を描いたように見えるこの作品。
しかし、手前は皇居の堀、
後ろは姫路城の天守閣を描いているとされています。
写実的に描きながらも
それぞれのモチーフを組み合わせた
想像力豊かな作品です。
油絵の他にも、
画伯の作品では珍しい日本画や水彩画、
趣味で書いていた書など、
美術館のコレクションから
選りすぐりの貴重な作品を楽しむことができます。
中嶋さん
「(小山敬三美術館)開館当初は、
27点の収蔵作品だったんですけれども、
今は250点の作品があります。
なかなか普段、たくさんの作品を展示できないので、
50周年のこの機会に
小諸高原美術館の広い展示室で
多くの作品を皆さんに見ていただこうと思って
今回の企画をいたしました。
小山敬三のさまざまなジャンルから
代表的なものを選んで展示させていただいております。
例えば、浅間山のシリーズとか、
小山敬三の代表作、シリーズの白鷺城・姫路城ですね。
あるいは人物画。
それから海外で旅行をしたときの風景とか、
水彩画、書なども展示いたしております。
全部で40点ちょっとという
これまでとしては非常に多い数の作品を
展示させていただいております。
若いころから晩年に至るまでの
小山敬三の作品の流れのようなものを感じていただいて、
小山敬三が目指した
「自分は日本のクラシックになるんだ」
ということを言っていますが、
本物の風景画を楽しんでいただけるのではないかと思います。」
コレクション展は、来月2日(木)まで
小諸高原美術館 大展示室で開かれています。