『学校再編で住民合意を実現する小諸市民の会 市議会に請願書提出(25.9.9)』
現在、小諸市では、学校再編計画として、
令和10年に開校を予定している
小中一貫、施設一体型の義務教育学校、
芦原新校の基本設計を進めています。
この計画に対し、
「学校再編で住民合意を実現する小諸市民の会」が、
小諸市議会に請願書を提出。
9日に開かれた市議会総務文教委員会で
請願の審査が行われました。
この日の市議会総務文教委員会には、請願を提出した
「学校再編で住民合意を実現する小諸市民の会」の
メンバーらが傍聴のため出席。
初めに、提出者である小山知徳さんが
今回の請願理由について、
述べました。
小山さんは
令和5年に策定された「小諸市学校再編計画」では
小諸市全体で「施設併設型小中一貫校での推進」が
確定したが、
義務教育学校は検討課題だった。
しかしその後、市民の合意形成を行うことなく
令和6年9月
「施設一体型義務教育学校」の導入が決定され、
その間の経緯や議論、根拠を示す公文書や議事録は
一切示されなかった。などと説明。
請願では、
「施設一体型義務教育学校の芦原新校に
教育制度を変更した根拠と経緯について、
小諸市議会は小諸市並びに小諸市教育委員会に対し、
全市民への周知を図る説明会、
意見交換会などを開催することを
求めていただきたい。」としています。
委員からは教育委員会に対し、
方針決定の流れに関して質疑が行われました。
これに対して教育委員会側は、
「令和5年8月から令和6年3月までの間、
校長会で検討を重ね、
施設一体型の義務教育学校とする方向性が決定。
その後教育委員会で協議を進めて
最終的に方針を定めた。」と説明しました。
また市民への説明については、
「「「義務教育学校」を視野に
さまざまな先進地の視察なども行った。
決定までの過程ではまだ公表できない部分もあった。」
などと話しました。
討論では委員から、
「財政的にも大きな事業であり東中学校区も含めて、
市民にていねいな説明が必要。」として
2人から「採択」とする意見が。
一方で、「議会としてはこれまでも
市や教育委員会に要望を伝え、
合意してきた経過がある。
教育委員会は「義務教育学校」を視野に入れ
検討を進めてきた。
今後も教育委員会は
市民説明会を開いていく計画である。」
などとして
3人から「趣旨採択」とする意見が挙がりました。
最終的に、総務文教員会の審議では
請願は「趣旨採択」となることが決まりました。
山知徳さん
「とりあえず今個人的なことを言えば、
不採択にならなくてよかったな
ということがいちばん正直な気持ちです。
6、3制という今の小中の義務教育から
義務教育学校になるということは
教育の制度上でも変わる。
新しい学校が作られる。
ということになるんですよね。
そこら辺の大変さ、
重大さというところが
市民のところに伝わらない。
ただ小中学生が一緒に生活するんだね
くらいで終わっちゃっていないか。
実はそれは子どもたちの本当の
健やかな成長とか安心とか安全とかが
学校の中に生まれるのかということが
義務教育学校の中にあるんだろうか。
ということがひとつはあった、
ということですね。
一応基本設計が終わって、
各学校の保護者説明会をしたり、
教職員説明会を通して、
それでまとまったものを
再度市民に説明をするという段取りで
いくようなんだけれども、
その段取りでいくというところから
きちんと情報を発信してほしいんです。
今、統合準備委員会がスタートして
4つの専門部会が開かれているんですけれど、
その中身が芦原中学校区の保護者の
みなさんに本当に伝わっているんだろうか。
僕は東中学校区なんですけど、
そうか、芦原中学校区では
そういう話し合いがされているのか、
今度自分たちの段階になったら
どうなるんだろうかということを考えるうえでも
明らかにして丁寧にやるべきだと思っています。」