『塩川正さん木彫展(24.1.16)』
市内東山区在住の塩川正さんによる木彫展が あぐりの湯こもろで開かれるのは、4年ぶり2回目。 会場には、阿弥陀如来像や道元像など、 およそ30点の作品が展示されています。
現在92歳の塩川さんが木彫を始めたのは 25年ほど前。 自宅前に建てたアトリエで、 ほぼ毎日作品を制作していると言います。
塩川さんの彫刻のほとんどが、如来や菩薩像。 大学進学が決まっていた長男を突然の病で亡くしたこともあり、 世の中の平安を祈る想いで彫刻に精を入れ始めました。
中でも、高さ1.2mの「救世観音」は、シナノキを使い、 1年近くかけて仕上げた力作です。
また、塩川さんのもう一つの趣味である俳句も7点 作品展で展示しています。
展示されている木彫や、それ以外の作品も 希望者には販売しています。 塩川さんは今回の展示会にあわせて、 市役所から能登半島地震災害義援金の募金箱を預かり、 会場に設置。 これまでのものも含めて 作品の売り上げの全額を寄付に充てているということです。
塩川さん 「実は私の一人息子が18で亡くなってしまった。 そのようなことが 一つのきっかけになったんじゃないかな っていうふうに思います。 能登の、本当に大震災で 何かのお役に立ちたいなあということで 今回のこの木彫展の売り上げは 一切小諸市を通じてご寄付させていただく。 作品を買っていただいた方は、 その作品を飾っていただいて、 「能登のためになったんだよ」と、 「俺は役に立ったんだよ」ということを 孫の代まで伝えていけるような 仕組みになると思います。」
塩川正さんの木彫は、1月31日(水)まで 午前10時から午後9時の間、展示されています。 場所は、「あぐりの湯こもろ」のふれあいギャラリーです。