『地域発元気づくり支援金優良事例として、 御影用水・陣屋応援隊が受賞(25.1.24)』
県では地域の元気を生み出す事業を支援する 「元気づくり支援金」制度を設けていて、 特に優れた事業に対し、 地域振興局ごとに表彰を行っています。
佐久地域振興局では、 昨年度支援金を活用した事業から モデル事業となる4つの事業を表彰。
小諸市からは、 御影用水の観光や教育、 啓発推進事業を行っている 地域の有志団体「御影用水・陣屋応援隊」と 令和5年度の 「小諸ワイン」50周年記念事業の2つが 受賞しました。
江戸時代、1650年に 柏木小右衛門によって新田開発された 御影用水。 軽井沢町から 御代田町、佐久市、小諸市の 2市2町を流れ、 486ヘクタールの農地を潤している 大切な用水です。
御影用水・陣屋応援隊は 御影用水の重要性と、 幕府直轄の陣屋がおかれていた 地域の歴史を広めていこうと、 有志らおよそ20人で 3年前に結成。 令和4年度から、 元気づくり支援金の交付を受け、 用水の適正な維持と 観光・教育資源としての活用に向け、 様々な取り組みを行ってきました。
御影用水について歴史や 名所を紹介するリーフレットや パンフレットを作成し、 御影区を始め、軽井沢や御代田など、 流域の地域住民に配布。
御影用水のプロモーションビデオを制作し、 天領の里御影用水史料館の 来館者向けに上映した他、 YouTubeで配信しました。
また、 御影用水と陣屋の歴史を伝える講習会を 3年間で30回開催。 市内の小学4年生向けの 出前講座も開きました。
さらに小水力発電機を用いて 用水での発電実験も実施。
活動の広がりで、 史料館の来館者は コロナ禍前の100人前後から およそ300人にまで増加しました。
こうした活動、 また史料館や陣屋跡の 案内板の設置なども進めたことで、 去年5月には 「長野県文化財保護協会」からも 表彰を受けています。
多岐にわたる活動が 御影用水の認知度向上などの効果にも つながっていると高く評価され 今回の表彰となりました。
木曽さん 「とても喜んでいるのと同時に これがこれからの事業の起爆剤になれば またうれしいなと思っていますね。 御影用水の維持管理とても大変ですし、 となりの陣屋の維持管理も とても大変なところがあります。 これだけ一生懸命やっている施設について もっと世の中に知っていただいて、 歴史的なことであったり、 どんなご苦労されているか ということも実際に知っていただきたい。 それから用水の中に温水路という とても素敵なところがあるので、 それを世に知ってもらって みなさんに見に来てもらったら とてもうれしいなと思って始めました。 いろいろな団体が聞きつけて こちらに来ていただいたり、 実際に用水をたどっていただいて、 施設を見ていただいて 感動していただいたりはしています。 充分効果は出ているんじゃないか と思っていますけど、 自分の評価ですから。 ただ表彰を頂いたということは 行政機関の方でも いい仕事だなと認めていただいた とは思っていますけれども。 今長野大学の望月准教授にお願いして 学生さんもそろって陣屋の3D化、 VRゴーグルによって 陣屋が公園に立ち上がって見える という事業も進みつつあってですね 次の展開が楽しみだと思っていますけどね。 いろいろコンテンツがそろいましたし、 ここが核としてあるので、 地域の方々も含めて、 流域のみなさんに 御影用水がどんな施設であり、 文化財的な要素もありますけれども、 中身を知っていただいて、 興味を持っていただいて、 用水を大切に扱ってもらったり、 歴史的要素を勉強してもらったり、 ゆくゆくは用水の維持管理を手伝うよ と思ってもらえれば とてもありがたいと思いますね。」