『動物園飼育員重傷事故続報・市が全協で説明(17.2.28)』
26日、「小諸市動物園」で、22歳の飼育員の女性がライオンに襲われ、 顔や足の付け根などをかまれ重傷を負いました。
飼育員の女性は、屋外の展示用のおりにひとりでいるところを、メスのライオンにかまれました。
その後の市の調査で、屋内にあるライオンの寝室と屋外のおりの間にある 2つの扉が両方、開いていたことがわかりました。 動物園によりますと、飼育員が屋外のおりの中で作業する際は、 ライオンを屋内の寝室などに移動させ、2つの扉の鍵をかけて 隔離することになっていたということです。 きょう開かれた、小諸市議会の「議員全員協議会」では、 小泉市長が改めて陳謝し、市の担当者が現段階での調査報告を行いました。 市によると、現場に駆け付けた男性飼育員に当時の状況を聞いたところ、 寝室と屋外のおりの間にある2つの扉、 図の中の「A」と「B」及び、屋外のおりとスタッフ用の通路の間にある扉「C」が 開いていたということです。 扉「A」は、2つの鍵で施錠する形ですが、このとき完全に開いていました。 扉「B」は、鉄製で、開閉ボタンで上下に動きますが、半分だけ開いていたということです。 女性飼育員は、屋外のおりの中の、引き戸の扉「C」の近くに、仰向けで倒れていました。 騒ぎに気づき駆け付けた主任飼育員がスタッフ用の通路に入り、 寝室と屋外のおりをつなぐ通路内の女性飼育員と、上にかぶさっているライオンを確認。 主任飼育員がホースを使って水で威嚇をしようとしますが、 水道とホースをつなぐ部分が外れ、付け直しているうちに、 ライオンが女性飼育員を引きずって屋外のおりに移動します。 ここで、改めてホースからの水でライオンを威嚇。 ライオンは女性飼育員から離れ、東側に移動します。 このすきに、主任飼育員が女性飼育員をスタッフ用の通路に移動させ、 扉「C」を閉めたということです。 小諸市動物園では、事故直後閉園の措置を取り、 27日から休園して引き続き原因を調べています。 重傷を負った女性飼育員は、手術は無事終了したものの、 まだ話せる状態ではないことから、 飼育員の回復を待って当時の状況を確認することになっています。