『保育園統合に関する説明会(18.5.17)』
小諸市教育委員会は、 今から11年前、平成19年の 「小諸市保育所のあり方検討懇話会」からの 提言に基づき、 去年10月、保育園の保護者や幼稚園関係者などの 11人で構成する 「小諸市公立保育園の整備充実に関する検討会」を 設置しました。
検討懇話会からの提言内容は、 『集団行動における児童の育成や 効率的な園の運営を考慮すると、 園の定員は90人程度、 公立保育園の総数は5園程度が理想』 というものです。 検討会は保育環境の整備充実を図るため、 提言の具体化に向けて調査や検討を行っています。
検討課題に挙がっているのが、 芦原保育園と中央保育園の再構築についてです。
現在市内にある公立保育園は7園。 そのうち、芦原保育園と中央保育園は ともに築40年以上と老朽化が進んでいます。 また、危険性のある立地環境も問題視されています。 芦原保育園は栃木川に隣接し、
敷地のほとんどが土石流危険区域内に。 中央保育園は、蛇掘川に隣接し、 浅間山融雪型火山泥流の 影響のあるエリア内にあります。
こうした観点から、検討会は、 子どもの安全を第一に考え、他の場所に移転、 また、一定規模の集団による保育環境を維持するため、 2園を統合し、建て替えるとする報告書を 教育委員会に提出。 教育委員会は、 検討会の報告書の方向性に沿って 検討を進めていくことを確認し、 先月10日、市議会全員協議会で報告しました。
現在、再構築の場所として有力視しているのは 検討会から建て替え地として挙がっていた 「南城公園50メートルプールと、 隣接する冒険の森の一部」です。 候補地とする理由として、市は、 自然環境に恵まれている上、 アクセス道路が良く、 園児の送迎の際に便利といった点を挙げています。 最も、市有地であることから、 用地取得の費用や労力がかからず、 建て替えに向け、 円滑に取り組むことができるということです。
先月行った芦原保育園と中央保育園、 それぞれの保護者向けの報告会では、 より近い場所への希望や 「坂道が心配」といった声は出ましたが、 全体的には、おおむね同意が得られたということです。
しかし、今回の説明会の出席者からは否定的な意見が多く、 中でも反対意見として多かったのが・・・ 参加者からの意見 「道が非常に危ないと、坂道で。 特に冬場雪が降った日っていうのは、非常に危ない所ですよね。あそこは。」 「予定としている場所、 わたしからしてみるとあそこは最悪!私は絶対反対です。 今危険な状態の所にある場所を さらに危険なところにもっていくふうに感じています。」 急な坂道のため、路面が凍結する冬場に 事故が起きる危険性を示唆する意見が述べられました。 市側の返答 「冬場にあそこが凍結してその辺は心配だってご意見は頂いています。 市としても除雪対策とか、 そういうことは十分考えていかなくてはけないというふうに思っています。」 そのほか、 「民有地も含めて候補地を再検討すべき」や、 「将来的に生徒数が減少し スペースが空いた芦原中学校を活用してはどうか」 といった意見が飛び交いました。
具体的な着工時期などは、現在のところ未定です。 市は、近いうちに、 市民とともに候補地としている南城公園周辺を訪れ、 現地で説明する機会を設けたいとしています。