『令和7年度 浅間山火山防災講演会(26.3.14)』

           
        Posted on 2026年 3月 20日      
     
       

市民にとって身近な浅間山の課題について考える

「浅間山火山防災講演会」が3月14日(土)、

ステラホールで行われました。

 

 この講演会は、活火山である浅間山への理解を深め、

火山災害に強いまちづくりを行うため

小諸市が毎年この時期に開いているものです。

 

会場には市民などおよそ150人が集まりました。

 この日は3人の講師が登壇。

 一人目の講師を務めた

気象庁浅間山火山防災連絡事務所の

飯島聖事務所長は

「浅間山の現状と今後の火山防災への展望」

をテーマに講演を行いました。

 

現在、浅間山の噴火警戒レベルは

「2」の火口周辺規制で、

小規模な噴火の可能性があるとして

火口から2キロメートル以内は

立ち入りが規制されています。


飯島事務所長は、浅間山の現状について、

「噴火があった時とそん色ない

活動状況が続いていたが、去年6月頃からは

火山ガスの放出量が減少している。」などと説明。

その上で、

「過去60年間で見ると火山活動の高まりが

おおむね10年程度で繰り返している。

いつ活発化してもおかしくない。」と

話しました。


また、「噴火警戒レベル4、5は

市内多くの場所で避難が必要になる。

1783年の天明の大噴火以降、

誰も経験していない状況を

自分事として捉えることが重要」と

呼びかけていました。

 

浅間山に日本で最初の火山観測所が

設置されてから100年に渡り、

噴火に備えた事前防災の取り組みを

実践してきた小諸市。


飯島事務所長は、

わが国の火山防災の先頭を走ってきた

モデル的な事業であるとして、

「浅間山モデルを次なる100年に

承していただきたい。」と

話していました。


この日は他に、

日本大学文理学部の安井真也教授ら

火山の専門家が講演を行いました。


集まった人たちは、メモを取ったり、

質問をしたりするなどして、

浅間山の現状と今後の課題について

考えている様子でした。

     
   
 
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