『令和7年度 小諸市総合教育会議(26.2.10)』
教育の将来像や課題について考える
「小諸市総合教育会議」が、2月10日(火)に開かれました。
小諸市の総合教育会議は、市長と教育委員が
小諸市の教育の将来像や課題を共有し、
教育行政を効果的に推進するため
議論する場となっています。
今回の会議では、
「小諸市の目指す学校教育のあり方」について
議論が交わされました。
小諸市教育委員会では、小諸市学校再編計画の中で
〝小中一貫教育〟を市全体で進めていくことを
定めています。
その中で核となるのが、「対話と協働の学び」です。
「対話と協働の学び」とは、
これまでの教員の話を聞くことを中心とした
「一斉授業」ではなく、
グループなどで対話的・協働的に
子どもたち同士で学び合う学習のことです。
市では、おととし9月に
「小諸市小中一貫教育推進基本方針」を策定。
現在、市内の各校では
「対話と協働の学び」が推進されています。
会議では、
こうした学びにより目指す子ども像について、
次のように示されました。
「小諸市の教育のよりどころとなっているのが、
基本方針で示させていただきました「小中一貫教育ビジョン」でございます。
ここで小諸市が学校教育を通してどういう子どもを育てたいのか、
どういう力をつけたいのか、そのようなところを明確にいたしました。
キーワードは「自立」「共生」「自律」です。
具体的には、「自立」とは、自ら願いや課題を持ち、
その実現に向けて主体的に動き出せる子どもです。
それから「共生」は、自分や仲間の良さや持ち味を発見し、互いに認め合える子ども。
そして、「自律」は、さまざまな他者との出会いと関わりの中で
「自分自身」「私」を発見していく子どもです。」
教育委員からはこんな意見が―。
「自立できる子、自己肯定感がしっかりある子、
そのためには、自分のことをちゃんと知っている子、自分の得意、不得意だったりを
ちゃんと分かっている子になってもらいたいですし、
失敗しても自分を問い直す力だったり、方向転換だったり、
自分で考えて判断できる、自分の生きる道を決められる子になってほしいなと私は思っています。」
各校での取り組みが始まっておよそ1年が経った
「対話と協働の学び」。
実際に子育てを経験した教育委員からは
このような意見が上がりました。
「今の小さい子とかよそのお子さんを見るとすごく自由気ままにやっていて、
でもそれをみても「いいな」って思うだけなんですよね。
それがなぜか自分の子どもってなるとちゃんとしなきゃ、
ちゃんとさせなきゃという気持ちが。
その中で「対話」ってすごく大事だったんだなと思って、
どうしてそんなことをしたのかという子どもの気持ちを
果たして聞いてきたかと言われるとそこも・・・。
今となっては子どもにも子どもなりの思いがあったかもしれないのに、
それをきちんと聞く力も自分になかったし、
それを子どもに話させてあげるような環境を作ってあげるということに
思いを馳せることができなかったので、
これを反省を共にこれから先、社会全体で「対話」の大事さ、
「協働」の大事さというのがクローズアップされて、
それが当たり前のことになっていくのが
すごく幸せなことなんじゃないかなという風に、
自分の反省も込めて今は思っています。」
各校の現状や取り組み、
そして、先生や子どもたちの声から
さまざまな議論が展開されたこの日の教育会議。
市は、今回出された意見をもとに
今後のより良い「対話と協働の学び」の推進に
生かしていきたいとしています。