令和6年 第1回放送審議会議事録

           
        Posted on 2025年 6月 12日      
     
        放送法第6条の規定に基づき、放送番組の適正を図るため、 会社の施設区域内に住所を有する学識経験者の方々に審議委員を委嘱し、 審議会を開催して自主放送番組についてご審議いただきました。    【日時】 令和6年4月18日 木曜日 13時30分~ 【場所】 コミュニティテレビこもろ西館 2階会議室   【出席者】番組審議委員: 甘利庸子(会社経営) 荒木貴志(会社経営) 荻原加奈子(ダンス教室主宰) 清水隆利(飲食店経営) 栁澤学(小諸市役所総務部長)※50音順
 放送事業者: 荻原守 (専務取締役) 後藤理恵(報道制作部部長) 西和成(報道制作部課長) 井部美幸(報道制作部) 【次第】
  1. 開会
  2. ㈱コミュニティテレビこもろ専務 荻原守 挨拶
  3. 議事
(1)前回審議会後の取り組み等について
    (2)『CTK 報道特別番組2024小諸市長選挙開票速報』について (3)その他 番組に関する要望・提案等
    1. 次回開催について
    2. 閉会

    3.議事 (1)審議会後の取り組み等について
    後藤
    • 年末にNEWS総決算、新年特番「僕の夢私の夢」を制作、放送。
    • 4月の市長選に向けて、年明け以降の前哨戦の動きに力を入れた。告示日以降、選挙報道という形で特別態勢を敷いた。前哨戦の動き、選挙戦に入ってからの立候補者の動き、「立候補者に聞く」という形でインタビューを放送。出口調査を実施。投開票当日は、20時から生放送した。
    • キャスターが昨年末から2人欠員が出たが、4月から新人キャスターが入社。

    (2)『CTK 報道特別番組2024小諸市長選挙開票速報』視聴 ~放送開始直後に他社より当選確実が出されても、 弊社は出口調査の結果を報道しその結果から弊社も当確を出すという 姿勢について~
    荒木委員 正しい選択だったと思う。
    荻原委員 的確なものを報道するものなので、予定が狂った中にも、分かりやすい資料が出て来てさすがだと思った。開票速報を10代にも見てほしい。
    柳沢委員 適切な判断だったと思う。当確について、そんなに早く出す必要はないと思う。CTKのタイミングはわかりやすく良かった。
    清水委員 結果を待つ身として、後藤さんによる説明があって腑に落ちた。現場の不安もあった中、判断は素晴らしい。街頭インタビューの時に、10代、20代、これからを担う方の意見を聞きたいと思った。
    甘利委員 CTKが一番に当確を伝えたかっただろうと思う。他社が当確を出したのがわかった時点で、「CTKとしては」という説明をはっきり伝えてもよかったのではないか。判断としては素晴らしいが、もっと言っても良かったと思う。
    後藤 出口調査の結果の精度は高いので、もし当確を出せるなら出そうという話もあったが、想定の中で、他社が出すとまでは思っていなかった。いろいろな想定をしながら対応しなければいけなかったと反省。最初にみなさんに方針をしっかり説明した上で放送すればよかった。次に繋げられるようにやっていきたい。
    荻原 いくつかの想定があったが、報道機関なので、できるだけ早く正確な当確を打つ使命と意気込みがあるのは事実。前もって、十分に話し合いを持った。地元の一番近い選挙なので、なぜ当確を打つのかというところを市民に知らせる責任がある。他社に抜かれたというのは考えていなかった。長野県の中の1つの市長選。この選挙戦は、県内でも興味があったのかなと思った。

    (3)その他 番組に関する要望・提案等
    荒木委員 移住者が増えてきている中で、市の助成金で移住者にCTKに加入させるということはできないのか?移住者に小諸市の情報が伝わらない。
    柳沢委員 移住者の方へ向けて、このツールをという形のものはない。お金の使い道は、移住者の方に合わせて使っていただく。以前見た資料ではCTKの加入率60%を切っている。今いる方の加入率を増やせないかと思っている。いい方法はないか。市も出資しているので、広めたいと思っている。移住者の方に対する情報の発信も大事。
    荻原委員 新しいキャスターが入り、また番組もいろいろな方向性が出てくる。若い世代はテレビを見ない。CTKに加入していても、YouTubeを見ている。その中で加入率を上げるためにはどうしたらいいか。子どもが出ていれば親は見る。
    柳沢委員 自分の子どもたちもテレビを見ない。若い方たちに向けて、アプリなどは必要になってくる。ケーブルを使っての配信も必要だが、若い世代へ向けてのネットを活用した方法もいいのでは。
    清水委員 子どもがいて、見るのが携帯。以前やっていたYouTube、お子さんのイベントなど、YouTubeやアプリで見られたら嬉しいのでは。子どもとの食事は、テレビを付けずに食べるので、ラジオつける。以前やっていたラジオに期待。新しい店舗も増えてきているので特番も期待したい。
    甘利委員 新聞取るのをやめようと思ったことあるが、新聞は興味があるものだけではなく、いろいろなことがバランス良く出てくる。NHK7時のニュースは必ず見る。あり方を工夫していっていただきたい。高齢者にとっては、人の話し声が聞こえること、姿が見えるというのは大切。
    清水委員 CTKのLINEはあるのか。
    後藤 まだない。話には出ている。
    清水委員 CTKLINEがあれば、そこに緊急時に情報を流せたり、報道内容などを流して、番組を見ていただくきっかけづくりになるのでは。
    荻原 スマホの時代なので、何かしらの方法でお知らせ等ができるように検討している。
    荻原委員 Instagramはやっていますよね。
    後藤 番組を一部だけ流して、興味を持っていただくなどの案も出ている。
    荒木委員 LINEいいなと思った。西やんスタンプを作ってもいい。LINEは身近な情報発信や緊急時も使える。
    荻原 加入の問題は、市からの発信も提案していただきましたが、やはり責任は弊社にあると思っている。弊社の努力、番組の内容によると思う。移住の方たちの情報不足を、加入すれば情報が揃うのか、解消できる番組なのか。また、市で発行している「広報こもろ」の内容が、文章ではなく動画で見られるように常に心掛けているのかどうか。というのを吟味しないといけない。加入に関しては真剣に考えていきたい。加入可能エリアは100%ではない。これも解決しなければいけない一つの問題で、検討中。真剣に考えている。
    甘利委員 CTKを見てきた人には、この特典があるよという特典が付けられれば。お店側にもCTKにも負担なく。
    荒木委員 出資の話ですが、加入者率に応じて年間で変わるのか。
    柳沢委員 設立当時に出資している。
    荻原 弊社の資本金の中に12%市からのが含まれている。
    荒木委員 デジタルデータで、一番ほしいのは小中高生。新年度のお知らせにも載せていただいてもいいのでは。DVDもいいがデータでほしいときもある。肖像権も問題なさそうではないですか。『僕の夢 私の夢』もほぼ全員出ていただいていますよね?
    荻原 『僕の夢 私の夢』については、本人にとっての思い出でもあるし、成人式にも放送し、貴重な思い出にもなると、学校にもご理解いただいていて撮影、放送させていただいている。DVDも販売している。それがどうなのという話も実際にある。学習時間を使って撮影しているのが、CTKの営利目的に繋がるのではないかという話も一部から出ている。
    荒木委員 DVDを販売しているという案内も保護者に浸透していない。最初にCTKに入ればこういうメリットがあるということを伝えた方がいい。
    甘利委員 犯罪に利用されたら怖い。
    荒木委員 『僕の夢 私の夢』は名前もわかるし顔も出てしまうが、その他のイベントは記録として取っておけたらいい。
    荻原委員 学校行事に当日行かれない人もいるので、DVDほしい人もいる。

    4.次回開催について 令和6年9月または10月に予定。 5.閉会 1時間30分にわたり審議していただき15時00分に閉会。     
       
     
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