『2025パラアルペンスキー国際大会 出場選手市長表敬訪問(25.10.23)』

           
        Posted on 2025年 11月 5日      
     
       

パラアルペンスキーの国際大会に出場する

上田高校2年生の小野悠希さんが

10月23日(木)、市長を表敬訪問しました。                

 

この日は、

上田高校2年生の小野悠希さんと

日本障害者スキー連盟 パラアルペンチームコーチの

伴一彦さんが市役所を訪れ

小泉市長らに国際大会に向けての意気込みを語りました。


出迎えた小泉市長と山下教育長らは、

大会での活躍を期待し激励の言葉を送りました。


小野さんは、ことし4月に行われた

トヨタ2025全日本障害者アルペン競技大会で

優秀な成績を収め、

12月にオーストリアで行われる

パラアスペンスキー国際大会への出場権を手にしました。


雪山の急斜面に設置された

旗門と呼ばれるゲートの間を滑り降り、

そのタイムを競うアルペンスキー。

小野さんは今大会、

アルペンスキー座位の「スラローム」と

「ジャイアントスラローム」に出場します。


「スラローム」は、

旗門の間隔が短いため、

すばやい動きと細かいターンが要求される

テクニカルな種目です。

一方、「ジャイアントスラローム」は、

スラロームよりも旗門の間隔が広く

標高差も大きいため、

ハイスピードでのカーブ技術と持久力が要求されます。


小野さんがアルペンスキーと出会ったのは、

小学4年生のとき。

生まれつき足が不自由だった小野さんは、

兄や友人が学校のスキー行事で滑っている姿を見て、

自分でもできる方法はないかと考え、

遊び感覚で滑り始めたと言います。

その後、2018年の平昌パラリンピックで

日本選手の滑りを見て感銘を受けた小野さんは、

去年の冬から本格的に競技をはじめました。


本格的に競技を始めてわずか1年で

初の国際大会出場を決めた小野さん。

来月に迫った大会に向け現在は、

毎日、バランスボールやダンベルを使ったトレーニングを行い

上半身を鍛えています。

 

小野さん

「海外の選手と対決できることが一番うれしかったです。

ドキドキとワクワクで時々夜眠れないです。

普通の日常では味わえないような

スピードを味わえるのが良いんじゃないかなと思っています。

見る上でも楽しくさせてくれるし、

自分でやる上でもとっても楽しい存在です。

入賞目指して頑張るので応援よろしくお願いします。」

 

小野さんが出場する

「2025FISパラアルペンスキーFISレース」

スラロームは、

12月6日(土)と7日(日)に

オーストリア・レスターへ―エで、

ジャイアントスラロームは、

12月13日(土)と14日(日)に

オーストリア・イジュグルで行われます。

     
   
 
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