『2024北斗旗全日本空道体力別選手権大会の 優勝報告にかかわる市長表敬訪問 (24.8.7)』

           
        Posted on 2024年 8月 28日      
     
        北斗旗全日本空道体力別選手権大会で 優勝を収めた 小諸市の 大道塾長野佐久道場に所属する 林洸聖さんが 今月7日(水)市長を 表敬訪問しました。
この日は、 林洸聖さんと 師範であり、 洸聖さんの父である 林忠臣さんらが 市役所を訪れました。
出迎えた小泉市長と山下教育長は 全国大会に向けて 激励の言葉を送りました。
空道とは、「安全性」と 「実践性」の両立を目指した格闘技。 突き技、蹴り技に加え、 投げ技、寝技などが認められています。 2026年に青森県で開催する、 国民スポーツ大会では デモンストレーション競技にも選ばれた 新しい総合武道です。
林洸聖さんは 現在21歳。空道歴15年です。 6歳から指導者であった父の影響で 空道を始めました。 現在、佐久広域消防本部軽井沢消防署に勤務し、 消防士として働くかたわら 日々練習に励んでいます。 ジュニア時代より、 関東大会などでの 優勝経験はあったものの、 全国大会では 僅差の判定などで 幾度となく優勝を逃し、 苦杯をなめてきた洸聖さん。
ことし5月に開かれた 「2024北斗旗 全日本空道体力別選手権大会」は、 本来、 各地方の予選を 勝ち抜いた人だけが 出場できる大会です。 そんな中、洸聖さんは今回、 去年出場した大会の 関係者からの評価が高く 指名を受け、 全日本への切符を手にしました。
今回、洸聖さんが出場したのは 260クラス。 空道の中でも 特に最強階級の1つで 業界では空道を代表する猛者たちが 名を連ねる階級です。 得意技の右ストレートと 左フックなどを生かし、 強豪相手に果敢に立ち向かい 見事、悲願の初優勝を果たしました。   林 洸聖さん 「嬉しかったですね。 やっと自分が評価されてきた、 自分の道場生とかも 洸聖ならいけるよって 思ってくれていたので そこが叶って良かったなって。 本当に嬉しかったですね。 過去にも出てるんですけど やっぱ1歩届かない所で 毎回終わっていたので、 今回優勝できたので 本当に嬉しかったですね。 自分の戦うスタイルが 良かったなって言うのと、 自分の力を全部出し切れたので、 優勝できたのかなって。 前回では、19歳という事もあり 大人の世界に入ったばっかりだったので、 大人の怖さもあったんですけど 今回は、その怖さとかも特になく、 自分の力を惜しみなく 出せたのが良かったと思います。 あんまり狙いすぎないということを 意識してやっています。 できる限りくらわないで 当てることを意識して試合しています。」 洸聖さんの父親であり、 師範である林忠臣さんは、 今回の優勝を受け、 このように述べました。
林 忠臣さん 「この競技は実は 私も30数年前に出ていまして、 それで自分7回全日本出させて頂いたんですけど、 もうほとんど勝てない。 結構厳しい世界で なかなか勝ち上がるのが 大変なのを経験していますので、 すごいなってとしか思えないですね。 この大会で勝つっていうのは 運だけじゃちょっと勝てないので、 本当に自力がないと勝てないので、 自分の子どもを信頼していますので、 ある程度はやってくれる と思っていましたけど、 こういう優勝という結果を 出してくれるとは ちょっと想像つかなかったんですが、 ですから余計に嬉しいですね。 優勝したってことになると これから他の選手たちの標的になってくるので、 今まで以上に稽古して、 絶えず安定的に 維持できなきゃだめかなって言うのはあります。 こういうことやっている男の人 っていうのは強さに 憧れている部分がみんなあるので、 いい機会なので、 どんどん強くなって。 でも普段はニコニコして のんびり生きてもらえればいいかな って思います。」
今回の優勝で 11月に行われる 北斗旗無差別級大会への出場権を得た 洸聖さん。 今後に向けての抱負を語りました。   林 洸聖さん 「ちょっとまだ 荒削りな所があるので、 もうちょっと精度 高めていくことが課題です。 無差別の優勝は全階級の中で 1番強い人になるので 優勝目指して頑張ります。 (一番大きな夢は何ですか?) 世界大会と無差別で 優勝することです。」     
   
 
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