『2022高校野球長野大会に向けて ~小諸商業高校~(22.6.17)』

           
        Posted on 2022年 7月 5日      
     
        ことしも高校球児たちの熱い夏がやって来ました。 第104回全国高等学校野球選手権 長野大会が いよいよ今月9日(土)に開幕します。 きょうは市内二つの高校のうち、 小諸商業高校の野球部をご紹介します。
小諸商業高校野球部は、3年生24人、 2年生11人、1年生14人、総勢49人で活動しています。   スローガンは「疾風に勁草(けいそう)を知る」。 強い風が吹いた時に初めて それに負けない強い草がわかるように、 苦境に立たされても引くことなく、 強い気持ちでプレーしていこうという 選手たちの思いが込められています。
そして目標は、選手全員で決めた「甲子園で勝つ」。 強い信念の下、日々練習に励んでいます。
監督を務めるのは就任1年目の 西澤彰泰監督。 ことしはこれまでおよそ10年に渡り監督を務めてきた 竹峰慎二さんが退き、 新たな体制となりました。
去年まで部長を務め、 これまでも選手の声に耳を傾けてきた西澤監督。 春の県大会では準々決勝で敗れたものの 夏の大会に向け手ごたえを掴んでいます。
西澤監督 「私学校自体5年目になるので 今までやってきていただいた方々もそうですし、 その前から伝統のあるチームなので 様々な人の思いが詰まったチームだなというのを実感していますので 私も良い伝統を引き継いでいけるように 頑張ってやりたいなと思っています。 春の県大会はどのチームさんも一緒だと思うのですが、 なかなかうまく準備が整わない中で戦う形になったので 選手たちとしては数多く試合ができたという点と、 粘り強く戦えたという点では財産になったのではないかなと思うので、 これから夏に向けて本当に良い準備をしていきたいなという風に思っています。 選手たちが高校野球終わってもやりたいという子たちも多いので、 力をつけるというのは当然なのですが、 やはり短い期間では急にレベルは上がらないので とにかく全員の力をあわせて取り組めるように 連携プレーでしたりとか、 戦術的な部分も含めてちょっと春には足りなかった部分を 夏に向けて整備していきたいなと思っています。 選手たちは本当にこの2年半ですが、 思うようにやらせてあげられなかった部分がたくさんあるので 最後は思いきって自分たちの力を発揮できるように 本当に今は苦しい部分もあるかもしれませんが、 とにかく良い準備をして最後力を発揮して 勝負してほしいなと思っています。」
主将を務めるのは、3年生でサードの 加藤哲心選手。 チームのことを一番に考え、真面目で頼りになるキャプテンです。
主将 加藤くん 「ことしのチームとしては 春の大会から比較的守備のできる選手が揃っていて、 守備から流れを作ってその良い流れを 攻撃の方に生かしていけたら良いと思います。 守備のほうもそうなのですが、 攻撃力というところで春も苦しい試合が続いた中で その攻撃の得点するパターンを増やしていこうと力いれてやっています。 春のチームとしての課題で春県大会二試合やらせていただいたのですけど、 その二試合とも試合の終盤というところで 逆転を許してしまう場面があって その終盤の粘りであったり、 終盤の集中力の高いチームを目指そうと 個人としてもチームとしてもやっています。 格上だろうが相手がどこでも その終盤の粘りであったり、 集中力だったり粘り強い野球というのを 最後まで貫けたら良いと思います。 応援してくださる方々は 普段から自分たち支えていただいているので 感謝の気持ちというのを しっかり結果で返していけるようにやっていきたいと思います。」
副主将は、3年生の竹腰史弥選手。 長野市から通学しています。 外野手、ピッチャーとして活躍し、チームを引っ張ります。
副主将 竹腰くん 「すごく元気があって野球をやっていて 本当に楽しいなと思えるチームです。 本当に野球で勝負したいという気持ちがあって 家族に支えてもらってこの3年間乗り越えられたと思うので しっかり感謝の気持ちをもって 最後の夏に向けて結果で恩返しできるように頑張りたいと思います。 どんなに流れが悪いときでも自分がしっかり声出して チームの流れを雰囲気を変えられるような存在でありたいと思います。 本当に野球をできることに感謝して このチームでやれるのが最後の大会なので 一戦一勝という形で後悔のないように 一試合一試合全力で頑張りたいと思います。」   先発ピッチャーは、3年生の 井出昌宗選手。 どんな場面でも投げられるコントロール力が武器です。 クレバーなピッチングで、チームのチャンスを掴み取ります。
井出くん 「自分たち小諸商業は守れる野手が多いので、 自分は打たせてとる投球でまず自分のそこが強みだと思っています。 自分投げていく中でピッチング重視になってしまって 感情が強く出てしまうのでそこを抑えるのが自分の課題だと思っています。 自分の練習の意識としては常にレベルアップを意識して 個々のレベルがあがるとチーム全体のレベルにも繋がるので 成長を意識してやっています。 自分はメンタルリーダーという役割でチームに雰囲気だったり、 常に良いメンタルでチームが勝利に繋がるように自分から声をかけています。 自分のピッチングで勝ちに繋がるピッチングというのを 自分の流れをもってきたいと思っています。」
全員野球で勝利を目指す小諸商業高校野球部。 長年の目標である「甲子園で勝つ」を胸に、大会に挑みます。
主将 加藤くん 「2年半やってきてコロナだったり色んなことがあったのですけど ここまできて集大成のこの大会で目標である甲子園で勝つというのを 目標に今までやってきたので その目標を達成できるように 一戦一戦大切に戦っていきたいと思います。」     
   
 
TOP