『2014人権フォーラムinこもろ(14.12.7)』

           
        Posted on 2014年 12月 11日      
     
        7日(日)、今年で15回目となる人権フォーラムが開かれました。 この日会場となった文化センターホールには、 およそ500人の市民が集まりました。 この催しは、市と市内27の団体からなる 「人権を考える小諸市民集会実行委員会」の主催で 2年に一度開かれているものです。 市民全体が人権についての理解を深め、 差別のない社会を実現することを目的としています。 今年は市制60周年を記念して 初めて合唱劇「カネト」の上演も行われました。 この合唱劇は、JR飯田線の前身、 「三信(さんしん)鉄道」の建設工事で現場監督を務めた アイヌの技師、川村カ子トさんの生涯を描いたものです。 飯田市民有志による「飯田『カネト』合唱団」により 披露されました。 アイヌであることによる差別や偏見を受けながらも、 自分の信念を貫き、鉄道建設という目的を成し遂げた川村さん。 その姿からは、人権の尊重や歴史の真実、それに、 他人との違いを認め合うことの大切さを 学び取ることができます。 小諸市と実行委員会では、この催しを、 差別や偏見をなくし、 市民皆で人権意識を高める機会にしていきたいとしています。      
   
 
TOP