『JRバス関東 高峰高原直行便運行開始 (13.4.1)』
新宿と佐久・小諸間で高速バスを運行している「JRバス関東」が4月から高峰高原までの直行便を
運行することになり、1日(月)に小諸駅前のバス停留所で、開通式が開かれました。
この日の開通式には、栁田市長や、山岸県議会議員、それに小諸市観光協会の大西崇弘会長ら、
市や観光関係者およそ15人が出席しました。
挨拶に立った市長は、
「新幹線の通らない小諸市にとっては、高速バスは大変ありがたい。」とした上で、
「新宿―高峰間が乗り換えなしになることで、更に便利になり、登山を楽しむことができる。
関係機関と連携して小諸の魅力、高峰、浅間山の魅力をPRしていきたい。」などと述べていました。
新宿―高峰間の延伸は、浅間山や高峰高原などの観光客が増えている中、
利用客の利便性を高めることを目的としています。
現在、小諸・佐久平―新宿間は、平日8往復、土日・祝日は10往復しており、
高峰高原へのバスはそのうちの1往復分を延長し、毎日運行します。
新宿駅を10時30分に出発し、午後2時28分に到着する便と、高峰高原を午後4時17分に出発し、
新宿駅に午後8時17分に到着する便となり、佐久平駅から小諸駅を経由して高峰高原までを
運行していた一般路線を使うことで、乗車率を高め、路線を維持するねらいもあります。
この日は、午前中に新宿駅を出発した、小諸・高峰高原行きのバスが午後1時35分に小諸駅前に到着。
関係者らがテープカットを行い、高峰高原までの延伸を祝いました。
JRバス関東株式会社小諸支店では、「小諸・高峰高原行き」として都内を走ることで、
関東方面に小諸や高峰高原をPRしていきたいともしています。
現在、JRバス関東の、小諸ー新宿間は、片道3時間で大人2500円です。
高峰高原までの延伸の場合、片道4時間で3570円となりますが、
6月30日まではキャンペーンとして、片道3000円で利用できるということです。
新幹線とバスを利用した場合と比べて半額となり、乗り換えなしで高峰高原まで行けることで、
利用客の増加に期待が持たれています。