『JAPAN CHALLENGER AWARD in小諸(20.2.9)』
9日(日)にはグランプリを決めるコンテストが ステラホールで行われました。
コンテストには、勉強会を経て選ばれた
チャレンジャー7人が出場しました。
「熱い思いと覚悟。これがあればなんとかなるんです。
多少の挫折は乗り越えられます。
その思いをきょう、みなさんの前で
さっき登場した7人のみなさんが披露してくれると思います。
この小諸を元気にするために、
きょうのイベント、
みなさんと共に盛り上げてまいりたいと思いますので、
どうか最後までお力貸していただければと思います。」
「JAPAN CHALLENGER AWARD」は、 「一般社団法人ジャパンチャレンジャープロジェクト」が 全国の起業希望者を対象に行っているイベントです。 受賞者は、現在全国各地で 社会貢献を目的にした事業を立ち上げ、 社会起業家として活躍しています。小諸市での開催は昨年度に続き2回目。 起業支援の一環として、
市や商工会議所などによる実行委員会が主催し
「一般社団法人ジャパンチャレンジャープロジェクト」
の運営で行われました。
チャレンジャー7人は、
事業承継を目的に転職した会社で、販路を拡大する。
子どもも障害のある人も一緒に過ごせる場所を作る。
住みやすいまち、子どもに優しいまちにしたいなど、
それぞれの夢を語っていきます。
7人のプレゼンテーションが終わると、
会場の参加者も応援したいと思った人に投票。
4人の審査委員の得点と
会場の参加者からの投票を合計し、
グランプリに選ばれたのはー
「私のビジョンは、
ここ小諸で花嫁さんがママになっても
いきいきと輝いていられるビジネスを目指します。」
押し花を通して、女性が育児をしながらも
いきいきと輝けるビジネスを目指したい。
とした、佐久市出身で、
小諸市在住の田中由希さんが選ばれました。
田中さんは育児をする傍ら、
去年5月から、
相生町にある小諸商工会議所のチャレンジショップで、
結婚式の花束などを押し花に加工し販売するお店
「レブーケ」を経営しています。
「創業1年目が小諸のチャレンジショップで
オープンさせていただいて、
とってもありがたかったので、
みなさんにいろいろ手を借りて、
本当に人の縁というのを感じて、
実感している1年間なので、
これからももっと売り上げを上げるよう頑張っていきます。」
田中さんは現在、
軽井沢のブライダル事業にも参入していて、
ネット販売なども展開しています。
今後は、ひき続き、ブライダル事業を拡充し、
市内を中心に押し花の教室を開くほか、
市内外のイベントに出店する予定で、
支度金として10万円が贈られました。
なお、準グランプリには、
小諸市出身で市内の食肉店で
事業承継を目的に勤務している
土屋博昭さんが選ばれ、副賞として3万円が贈られました。
またこの日は、小諸商業高校1年の生徒による
ビジネスプランの発表や、
小諸高校邦楽部の生徒による琴の演奏も行われ
会場を盛り上げました。