『高校野球長野大会に向けて~小諸高校野球部~(17.7.4)』

           
        Posted on 2017年 7月 13日      
     
        今年も高校球児たちの熱い夏がやって来ました。 第99回全国高等学校野球選手権 長野大会が いよいよ、あす8日(土)に開幕します。 今日は市内二つの高校の内、 小諸高校の野球部をご紹介します。
小諸高校野球部は、選手24人、マネージャー3人の27人で活動しています。
ことしのスローガンは「為虎添翼」。 「虎に翼を添えればもう誰も止められない。 強いものに更にいきおいがつく」という意味の4字熟語です。
誰にも止められない勢いのあるチームを目指そうと、 3年生の部員たちが決めました。   監督 「去年夏終わったところで、まだ、公式戦勝ったことがないって子たちだったので、 それが去年の秋県大会にでてことしの春も勝たしてもらったりというようなことで、 自分たちもやれるんじゃないかっていうそういう空気は強くなってきているように思います。」

チームの変化について話すのは、就任2年目の柳沢敬監督。 小諸市出身で、現在、六供在住です。
ここ数年公式戦では ほとんどの試合で一回戦敗退が続いていた 小諸高校野球部を去年秋の大会で県大会に導きました。
監督 「2、3年生人数少ないけど、一生懸命やってきた子たちなので、 それで、地元中心に1年生いっぱい入ってくれて活気がでてきたので、 ようやくチームとして、野球やれるかなって、そんな感じになってきました。 まずは野球をする上で必要な体力をつけるっていうことだとか、 あるいは勝負をするにあたって基本的なところとして絶対に諦めない姿勢というか、 そういうものを身につけられるようなそんな練習をしてきました。」

ことしの春、1年生が13人入部し、 一気に部員数が倍になった小諸高校野球部。 13人中5人が市内の中学校出身です。
人数が増え活気づいたチームをまとめるのは レフトを守る3年生、寺島勇樹選手。 打撃の中心選手でもあります。   主将 「すごく明るいチームでミスとか起こってもちゃんとまわりでカバーできるチームだと思っています。 チームを結成したばかりの頃は、試合中になると声とかがあんまり出ていなかったんですけど、 いまは練習中からすごくいい声が出ていると思っています。」
監督 「当たり前のことでもちゃんと動作と声で指示を出せ!」選手「はいっ!」   この1年、小諸高校野球部が意識して取り組んできたのが、 選手間の声掛けと、試合を戦い抜くための体力作り。
冬の間は、市内を1日10キロ以上走るなど、徹底した走り込みを行ってきました。   エース 「大会は練習試合とかとで一試合投げるのと、 疲労感っていうのが違うので、とにかく走り込んで、下半身から作っていって 自分で納得のいくようになるように、いま調整していっているところです。」

地道な走り込みでスタミナの向上を図ってきたという エース、林昇吾投手は 「勝利を信じチーム全員で 粘り強く戦っていきたい」と意気込みます。   チームの主砲、4番を務めるのは、3年生、永井涼大選手。 進塁打に徹し、チームの打線をつなぎます。   4永井選手 「ボール一球に対しての集中力っていうのを、 集中してやってきました。自分はあんま引っ張るっていうよりは、 ショートの頭に流すというイメージなんで、流しを意識して、フルスイングします。   最後まで諦めない攻めの姿勢で、 一歩一歩着実に成長を遂げてきた小諸高校野球部。 これまで培ってきた自分たちの野球を大切に、 27人が一つとなって夏の大会に挑みます。
主将 「悔いの残らないように全力プレーで頑張りたいと思います。」
監督 「自分たちの力を出し切るっていうところに焦点をあてて、 部員たちひとりひとりが、一生の思い出に残るような、 そんな試合を積み重ねて行きたいと思います。 是非、小諸市の皆さんにも野球の素晴らしさだとか、元気を伝えられるようなそんな試合をしたいと思います。」

小諸高校の初戦は12日(水)、 下諏訪向陽高校としんきん諏訪湖スタジアムで対戦します。     
   
 
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